谷口末廣 


谷口 末廣 (たにぐち すえひろ) 1920年(大正9年)生まれ、東京都武蔵野市

▲1942年(昭和17年)1月姫路市陸軍輜重第10連隊入隊 
1942年4月 満州国黒竜江省に駐屯 (関東軍第124部隊)
1944年6月 第133飛行大隊に編入
1944年8月 フィリピン、ミンダナオ島に転進
1945年4月 飛行場が爆撃を受け撤退、ジャングル内に転進
1945年10月 ジャングル内を彷徨、飢えと病魔に襲われるなかで敗戦を知り投降
1946年3月 カダヤン収容所、レイテ島収容所の後、ルソン島収容所に移動、労役に服す
 (収容所内にて日本兵同士の抗争激しく残念)
1946年12月25日 名古屋港に復員
1946年12月30日 帰宅 (鳥取県の自宅)

▲ひとこと


戦争は殺し合い、絶対に阻止せねばならない。

未経験者が戦争を賛美することは許されない。
戦争は勝てば加害者、負ければ被害者。勝っても負けても人間を決して幸せにはしない
自衛権があるとか、相手が攻めてきても何もしないのかと言うが、自衛力は軍事力だけではない。また、攻めてきたらどうするかではなく、攻めてこられないように外交努力すべきである。
憲法改正論が愛国者らしく振舞っているが、9条こそ日本が世界に誇りうる唯一のものであり、世界の宝でもある。9条改憲論者は、先ず自らが(年齢にかかわらず)軍隊に入隊せよ。