石田 雄


石田 雄(いしだ たけし) 1923年(大正12年)青森市生まれ、東京都文京区

▲1943年12月(昭和18年)東京大学在学中学徒出陣、東京湾重砲兵連隊(三浦半島及び房総半島)に入隊。

▲甲種幹部候補生として、陸軍重砲兵学校(横須賀市馬堀)で教育を受けた後、東京湾要塞に復帰、配属。剣崎(三浦市)第2中隊―城ヶ島(三浦市)第1中隊―剣崎―洲崎(千葉県南房総)大隊本部。

▲大隊本部(洲崎)で敗戦のラジオ放送。8月末外房茂原で解散復員。陸軍少尉

▲ひとこと

戦争末期の体験は、敵を殺す機会が少なく、専ら敵から攻撃される一方だったため、被害者意識が強くなり、加害者意識が乏しくなりがちな点を注意すべきだと思います。

近著『一身にして二生、一人にして両身―ある政治研究者の戦前戦後』(岩波書店)