餌釣の記録2

釣行記


近況
2016年11月13日
11月に入り、いよいよ主要な渓流は禁漁期間に入った。
この時期になると、毎年、黄瀬川のニジマス釣りに出かける
ようになる。今年はどんな大物が掛かってくれるだろうか?

と、その前に、去る10月9日、母が他界した。昨年は父、今年は
母を失い随分寂しくなってしまった。

今年の黄瀬川は、昨年の大物達が姿を消し、小ぶりな若魚が
沢山掛かって来た。カワウに食われずに来年以降大きく育って
欲しいものだ。と釣れたニジマスを何匹かリリースしていると、




30〜40センチクラスの中型魚が掛かって来た。斑点の少ない
ホウライマス系の魚体も居た。

場所を変えて、数年前まで漁協が放流していたポイントを探って
みたが、アタリは皆無。がっかりしていると、根掛かり。
ラインを引っ張ってみると、グイグイと根が動き出したではないか!
しかし、無常にも大型の魚体は下流の落ち込みを目指して力強く
泳いで行く。落ち込みに入られたら引き上げることは出来ない。
なので無理に竿に頼って魚を上流に引き抜こうとしたところ、



愛用の流覇はバラバラに折れてしまった。まだラインが手近な
ところを漂っていたので、掴んで引き上げようとしたが、落ち込み
に向かう流れのパワーと魚の重さで、プッツリと切れてしまった。
リベンジを誓って、その日は撤収した。

翌週は別のポイントから開始。
直ぐに護岸の上から中型の元気なニジマスを掛け、引き上げた。



見事なヒレピン。パワーも申し分なくやり取りを楽しませてくれた。
その後、先日のリベンジに向かおうとしたところ、愛車のエンジン
が掛かってくれない。泣く泣くレッカーを呼んで、撤退。

そして本日。修理パーツが来ないので愛車はまだ復帰していない。
仕方無く、通勤用の200CCのバイクで御殿場に向かう。
単気筒の高速走行時の振動はすさまじく、手足がビリビリと
しびれつつ、最初のポイントに到着。
川に降りて釣り上がって行くと、20センチ前後の若魚が食って
来るので、これをサッと釣り上げて即リリース。何度かこれを
繰り返していると、明らかに違う引き!



婚姻色で黒くなった奴が食って来た。
そしてまた、小物では無い引きが連続!




それでも中型クラス。
いよいよ先日のリベンジを決意しポイントを移動。
前回は落ち込みの上の瀬に居たので、今回は落ち込みの
下のポイントに入り、ミミズを着けて数投。しかし反応は無い。
もう少し川に入って対岸の護岸ギリギリの辺りを流してみたら
ラインの動きが止まった。しかしながら全く動かないので、根掛かり
かと思い、竿を煽ったところ、根がグイグイと動き出した。
頭にカーッと血が昇る高揚感を感じつつも慎重にやり取りを開始。
今回は2.5号10ポンドのライン(海釣りでは無い)に10号のマス鉤
なので余裕を持って対処できたが、数分の格闘の後、魚が底に
張り付いて動かなくなってしまった。これで根掛かりでラインを
切られてしまってはたまらないので、対岸に渡ってラインを
手で掴んで引っ張って見ると、底に張り付いていた魚が再び
動き出した。
さすがに魚の体力も限界に達した様で徐々に水面に浮いて
来たところを岸に寄せて見ると、



でっぷりと太ったヒレピンの50センチのニジマスだった。
体長はさほどでも無いが体高が見事。素晴らしいパワーだった。
写真を撮った後、静かにリリース。リベンジ達成に満足し、
帰途に着いた。

近況
2016年9月19日
最近、更新が億劫になって来たので纏めて掲載。

9月19日:丹沢の某沢その1
源流部は随分魚影が薄くなってしまった。昨年はここで尺を2匹
釣ったが、今年は難しいだろう。
釣れたヤマメは丸々と太っていて引きも強烈だった。



9月18日:丹沢の某沢その2
こちらは殆ど釣り人が入っていない。しかし、餌が豊富に無い
ところなので型は今一つだった。




9月4日:小山町S川
今年は魚影が薄い。秋の大物シーズンが待ち遠しい。
水質は素晴らしく、ヤマメが釣れれば間違いなく超美形。


8月22日:知床イワウベツ川
台風直撃の真っ只中に北海道を釣り歩いていた。殆どの川
は濁流で全く釣りにならなかったが、ここだけは何とか大丈夫
だった。他では見られない超デブヤマメが何匹か釣れた。





小山の渓
2016年6月12日
先々週に逃した大物が気になって仕方が無いので、
早朝小山の某渓に向けて出発した。
今シーズンは小山の各渓は2月の稚魚放流にも拘わらず
魚影が薄くてコンディションはよろしくない。
が、これから回復することを信じて夏場も通い続けようと
思っている。さて、小山町の市街地の外れから、先々週の
ポイントに降りて餌を投入。一、二投目には反応が無かったが、
三投目でミミズを引っ張るアタリが。慌てずゆっくり合わせると、

丸々と太った尺越えのアマゴだった。今シーズンは
「あとちょっと」が続いていただけにとても嬉しかった。
鉤を外し写真を撮って直ぐにリリースした。
本日は十分満足したので、釣りを終えて直ぐに帰途に
着いた。来週は何処に行ってみようか?

丹沢の某沢
2016年5月29日
昨日は小山の渓に出没したが、あと一歩というところで尺物
と思しきヤマメをバラシ、意気消沈して帰途に着いた。
今日は、久しく訪れていなかった丹沢の某沢に行ってみた。
暫く林道を歩いて沢に降り立ち、魚が現れるポイントまで移動。
最初の一投目で直ぐにアタリが。結構重たい。

引き上げて見ると、でっぷりと太った普通のヤマメだった。
尺物にありがちな、厳つい表情は無いのだが、あとちょっとで
尺物だ。ここの沢はそれほど魚影は濃く無いが、餌が良いのか
釣れる魚はどれも立派に太っていた。
その後数匹を追加して、すべてリリース。
今シーズンは、あとちょっと、が続くが皆秋口には立派な尺物
になっているだろう。


小山の渓
2016年5月22日
先週、先々週の状況はUPしていないが丹沢の源流部に行って
それなりに釣りを楽しんでいた。ただ一つ、暖かくなっていよいよ
ヤマビルが活動し始めたのは残念だ。
と、今週は小山の渓へ。早朝の東名はさしたる混雑も無く御殿場
まで順調に到着。その後246で小山の某渓へ。
夏場でも渇水の心配が無いこの渓の水質水量は素晴らしく
いつもマイナスイオンでたっぷりと癒されるのではあるが、
今日は小ニジが一匹釣れたのみだった。

その後、連休中に訪れた某沢へ。昨年は小物が多数釣れたの
だが今年は姿が無い。
渓の下流部に降りて一つ目のポイントで、ミミズを食ってくる
明確な引きがあった。

体高のある、あとちょっとで尺のアマゴだった。秋口には立派な
尺物に成長していることを願いつつリリースした。
今日は数が出なかったが、それなりの型が出たので良しとして、
気温も上がって来たので撤収とした。
来週は久しぶりに小山の富士山方面の渓に行ってみようと
思う。




小山の渓
2016年5月3日
皆さんご無沙汰しておりました。
4月1日付けで会社の所属が異動となり、少々忙しくなって
しまいました。それでも、GW期間中に何とか会社を休んで
今回の釣行となりました。
朝5時に出発したのですが、東名に入ると既に渋滞は始まって
おり、ダラダラと走って御殿場までやって来ました。
その後、小山まで国道246号を走って市街地の外れにある某渓
のポイントに到着。早速釣りを開始するが、昨年に比して魚影は
薄く暫くは全くアタリが無かった。
そろそろ竹藪横の通らずの堰堤が見えて来た。
これはダメかと半ばあきらめかけていたところ、

あとちょっとで尺に届きそうな見事なヤマメが食って来た。
その後、引き返して堰堤を迂回しさらに某渓を遡ることにした。

相変わらず魚信は無く、苦戦していたところ、幾つ目かの瀬で
力強い引きがあった。

揚げて見てびっくり。こちらもあとちょっとで尺の見事なアマゴ
だった。
その後、アタリは無く撤収。まだ午前8時をちょっと回ったところ
だったが、すっかり満足したので帰途に着いた。

丹沢の某沢
2016年4月9日
昨年は個体数が激減したかのように思えた丹沢の某沢の
ヤマメが気になって仕方が無かったので、今シーズン初釣行
となった。
この沢の景観をお見せできないのがとても残念でならないが、
長い山道のアプローチを終えて谷に降りて釣りを開始。
直ぐに不安は解消。魚信は頻繁で昨年孵化したと思しきチビメ
達が釣れ始める。
その後、大場所で確かな魚信。

この谷ではまあまあの部類のヤマメだった。このヤマメが
原種なのかは定かでは無いが。非常に美しい個体だ。
これくらいのが残っていてくれれば、この秋の産卵も大丈夫。
その後も魚信は殆ど途切れることが無い。

通常は大きくてもこの程度。この谷には沢山のヤマメが
大きくなるのに十分な餌は無い様だ。

それでも、ヤマメが生存可能な限界と思しき水量
となっても魚信は途切れない。最近は全く人が入っていない
様だ。


更に数匹を追加したが、沢はいよいよ魚が生息困難な急傾斜
となり、魚信は途絶えた。
ここまで釣れてしまったチビメも含め二十数匹、秋までしぶとく
生き残ってくれることを願いつつ、全てリリースした。

丹沢の某沢
2016年3月13日
昨日は寒かったので1日中家でゴロゴロしていた。
今朝もそれなりに寒かったが、幾分和らぐというので出発。
しかし、到着してみると丹沢は氷点下だった。
寒さに少々震えながら身支度を整え、握り飯を食いながら
渓に降りる。週中に降雨があったためか水量はまずまず
だが、なかなか一匹目が来ない。

ようやく食ってくれた。ここの魚は丹沢特有の淡い色で
とても美しい。

暫くしてもう一匹。ほんのり桜色でとても美しい魚体だった。

こんどはおチビさん。

少々サイズアップ。

またまたおチビさん。

そしてまずまずのプロポーション。
その後、異次元の引きに見舞われたがバレてしまった。
何とも悔しい限りだが0.3号のラインではどのみちブレイクし
ていたに違いない。
今日も美しい渓とヤマメにすっかり癒された。来週は暖かく
なってくれるといいのだが。


解禁:丹沢の某沢
2016年3月2日
皆さんご無沙汰でした。
1日遅れとはなりましたが、年休を取得して丹沢の某沢に解禁
釣行となりました。
生憎非常に寒い朝でしたが、平日のおかげでさしたる渋滞にも
遭遇せずに丹沢の某目的地に着きました。
最初のうちはなかなか一匹目が掛らずひょっとしてボウズ?と
思いましたが、その後は、









小物がメインとはいへ、まずまずの釣果でした。サビは殆ど
残っておらず、冬期間でもそれなりに餌はあったようで、
体高のあるものも数匹。
皆さん、撮影後は速やかに元のポイントにお戻り頂きました。
その後、小山の某沢に行ってみましたが、小山エリアのその日
の明け方の気温が氷点下だったためか、お昼を過ぎた辺りでも
無反応に終わりました。
今週末は暖かくなるのでいよいよ本格的な解禁ですね〜。


また来週