餌釣の記録2

釣行記


東西伊豆の渓
2017年10月5、6日
ようやく休暇を取れそうになったので、今週水曜日から休みに
入った。丁度3連休直前の平日に1泊釣行となった。目的地は
西伊豆の某川源流部と東伊豆河津川水系の某沢とした。
河津川の某沢は、渓流釣りを再開した時に良く通ったところで、
始めの頃は折り畳み自転車と釣り具を持って、新幹線、伊豆急、
バスを乗り継いで訪れていたところ。当時は大物も居らず
さして魚影が濃い訳でもなかったが、果たして釣れるだろうか?
先ずは西伊豆某川源流部。
林道の入り口にバイクを停め、徒歩で源流部に向かう
途中から我慢できなくなって渓に入って竿を振るが、釣れるのは
かわいいアマゴばかり。徐々に源流部に近づくに連れ、渓は険しさ
を増して遡行が困難な場所が現れる。このあたりから魚信は
活発、型も大きくなる。


徐々に顔がしゃくれ始めた雄のアマゴが釣れて来る。
と、3時間ほど釣り上がったところで最大の難所の滝が現れる
が、既に体力を相当消耗していたので、諦めて納竿とした。
もっと源流部に詰めてから入渓すべきだった。
その後、バイクで河津まで移動。駅近くの民宿にチェックイン
後、伊豆名物の肉チャーハンを求めて河津市街をうろつく。
駅最寄りの店は昼しか営業せずとの事でフラれてしまうが、
何とか別のお店を見つけて念願の肉チャーハンを食す。
旨かった。
その後、宿に戻って釣り具を持って河津河口でルアーを投げた
が正体不明のフッキングが1回のみだった。
宿に戻って一杯引っ掛けて就寝した。
翌朝は河津某沢源流部に。以前の記憶とは異なり、豊富な
水量に面食らってしまう。が、魚影は非常に濃く中小アマゴが
頻繁に釣れる。これは楽しい。


中には良型も数匹混じる好釣果。と、とある橋からアタリが
ピタッと止まる。よく見れば河原に先行者の足跡。午後から雨
の予報なので、ここは早々に切り上げて帰途に着いた。
昨日は三十数匹、本日は二十数匹のアマゴを釣って写真を
取って全てリリース。本日も一匹も犠牲にしなかった、と、
思われる。
楽しい休暇だった。




丹沢の某沢
2017年09月10日
久々に原生?ヤマメが見たくなって、漁協の放流の無い
丹沢の某沢に出掛けてみた。
林道をゲートまで入って、登山道を詰めて、けものみちに
分け入りようやく某沢に降り立つことができた。
直ぐに小さなヤマメの頻繁な魚信。あっという間に10匹程度
釣れてしまう。時折良型が混じるが、今年は豪雨に襲われ
なかったのか、皆源流部に留まっているように見える。
数が多いためか釣れる魚は痩せているものが大半。

前回釣れた奴も。




最後の堰堤を越えて、久々に最源流部に入ってみた。
谷が崩落したため数年前からほとんど魚影が見られなく
なったエリアだ。背中が淡い青の綺麗なヤマメの生息域だ。
痩せてはいるがそれなりに魚影が復活していた。
嬉しい限りだ。この時期にある程度の数が居れば秋には
世代交代ができるだろう。


そろそろ魚信も絶えたか?と、最後の魚信に合わせたところ
重たくて魚が揚がらない。1.75ポンドのラインなので時間
を掛けると切れてしまう。
一気に近寄って手づかみで魚を取り出してみると、
何ともスリムな尺ヤマメだった。
この沢には尺物は居ないと思っていたのだが、このエリアには
良い餌があるのだろう。

結局、尺物も含め釣り上げたヤマメは40匹以上。
全て重傷を負わせる事無くリリースした。
自宅から徒歩も含め1時間程度の場所にこのようなヤマメの
聖域を偶然見つけることができて大変幸せだ。
そろそろペアリングも始まるので、今シーズンはもうここには
来ないつもり。良い釣りだった。

西伊豆某所
2017年08月06日
今週末も暑い。世間はすっかり夏休みモードだが、残念ながら
今年はちょっと大変で、週末に気分転換でもしないと・・・・・・。
という訳で、東名の渋滞を避けて朝4時に出発。途中、伊豆
中央道で予想外の遅れが出たがほぼ予定通りに目的地に到着。
朝4時に出るのなら、丹沢でも良さそうなところに入れそうなの
だが、有名ポイントは他の釣り人が気になって釣りに没頭
できないので、人気の無いところまでわざわざ出かけてしまう。
前回は、全く釣り人が入っていないことが確認できたが、魚の反応
は今ひとつだった。渇水気味の今回はどうだろう。
林道をかなり奥まで詰めてから入渓。渇水ではあるが、辛うじて
釣りになる水量だ。







細かいパーマークが特徴の原生?アマゴが頻繁な魚信を
送って来る。如何せん水量が少ないので、アマゴは瀬尻の
水深があるところに溜まっている。気づかれない様に
背を丸めて這いつくばってポイントに接近する。
かなりの急傾斜だが、アマゴの魚信は中々絶えない。
こんなところに何のために造ったかと思われるような幾つかの
砂防ダムを越えてもまだ魚影は残っている
2時間ほど奥深い沢を詰めたところで、再び砂防ダムが現れ
その手前辺りで突然魚信がぱったりと途絶えた。まだ何とか
釣りになる水量ではあるのだが・・・。
本日は二十数匹のアマゴを釣り上げ、全て深手を与える事無く
リリース出来た。
苔むした奥深い谷合で、マイナスイオンを大量に浴びて気分は
すっかりリフレッシュ。林業の作業道を通ってあっという間に
入渓ポイントまで戻って来た。道が混雑する前にと、
帰り支度を急いでいると、周囲を数匹の大型昆虫が飛び回る。
キイロスズメバチだ。魚と餌の匂いに寄って来た様で、じっと
していると鉤外しに止まって食べ物は無いか?頻りに確認
している。暫くは我慢していたのだが、いつまで経っても
居なくならないので、諦めて、撤収準備を再開。幸い、スズメバチ
の攻撃を受ける事は無かった。今度来る時は蚊取線香が必需
品だ。時刻はまだ9時前だが、混雑は勘弁なので、さっさと
帰途に着いた。昼前には自宅に到着し、買い物に出掛けていた
カミさんと合流。夕食の買い物をして、ビールを飲みながら昼飯
を食べて、昼寝をして、録画していたザ・フィッシングを見て、愛車
をメンテして、ガソリンを入れて、来週のためのブドウ虫を買って、
一杯飲みながらこのHPを更新中。今週も幸せな週末だった。

丹沢の某沢
2017年07月30日
最近は雨が全然降って居なかったが、昨日は夕刻から激しい
降雨。横浜では今朝まで降り続いていたが、我慢出来なくなって
久々に丹沢の某沢まで出かけてみた。
前回訪問時は、源流部で沢山のヤマメの幼魚を見かけて
世代交代が確実に行われたことが確認出来たが、果たして
どうなっただろう?
と、山深い源流部は水枯れすることも無く、沢に降り立てば
各ポイントから頻繁な魚信。大半はようやく鉤に掛かる程度の
新子ながら時々良型が出て来た。残念ながら、ここは餌が
限られているので尺物は居ないが、それでも最大25センチ。






気が付けば30匹以上を釣り上げ、全てリリースした。
どの魚も背中の淡いブルーがとても美しい源流ヤマメだ。
また、いつか訪れたい大変貴重な渓だ。

黄瀬川
2017年07月16日
3連休の影響で、週末の宿はどこも満室。キャンプをする気
にもなれず、混雑を避け人気の無い黄瀬川に行ってみる。

一匹目は、黄瀬川の魚としてはスリムな魚体。引きは強烈で
愛用の流覇がキュルキュルと音を立てて絞り込まれた。

2匹目は黄瀬川らしいメタボな魚体。これも激しい引きだった。

3匹目はちょっと小型。それでもパワーはなかなかのもの。

4匹目はとてもきれいな魚体。餌のミミズを飲み込むまで
十分待ってからフッキング。素晴らしいファイトだった。

5匹目はすごいスタミナだった。なかなか降参してくれない。
流覇は何度も音を立てて絞り込まれ、ダッシュする魚を食い止める
のに一苦労。釣り上げてみれば納得の超メタボ。ここ数年黄瀬川
ではほとんどハヤを見かけなくなったが、カワウとニジマスが原因
では無いかと。
と、ここまで来たところで完全に夏バテ。この川が胴長が不要な
ほど水質が良ければもっと楽しめるのだが。残念。

西伊豆某所
2017年07月01日
先週に引き続き、今週も西伊豆の別な渓へ。
以前から訪れてみたいと思ってはいたが、日帰りがちょっと
キツイので躊躇していたところ。
念願叶って訪れて見れば、大物は掛からなくとも頻繁な魚信。
ここも入渓する方は稀と思われる。
暫し源流とアマゴ釣りの濃密な時間を過ごし、体力が尽きる
までこれをを楽しんだ次第。
こんなところにも一匹だけイワナの気配有り。こればかりは
いただけない。


















釣った魚は全てリリース。いつまでもこの種を残しておいて
欲しいと強く願う。

西伊豆某所
2017年06月25日
数年ぶりに西伊豆の渓に行きたくなった。
大物も良いが、山間の源流にひっそりと生きながらえている
原生アマゴを釣りたくなった。
林道を分け入り、適当な場所にバイクを止めて入渓。
他の釣り人が最近入渓した形跡は無い。








苔むした山間の小渓。魚影は濃い。型は小さいが原種が
生き残っていた。
このアマゴたちが末永く生息してくれることを願いつつ
全て元の場所にリリースした。
またいずれ訪れたい貴重な渓だ。

小山の渓
2017年05月07日
昨年5月に部署が異動になってから、この時期は休日出勤の
連続で、なかなか休みが取れなくなってしまった
加えて連休の混雑もあり、結局、釣りに出かけたのは2回だけ
だった。
先ずは黄瀬川。今回は、今年の春に放流されたと思しき個体
が2匹釣れた。早く完璧な美しい尾びれになって欲しいものだ。


それにしても、何を食べたらこんなにメタボになれるんだろう。
そして本日。小山の某渓に出掛けた。

今年の2月に放流したニジマスの幼魚が、ここまで太っていた?
その後、とあるポイントに餌を投じると中型と思しきニジマスが
食って来た。引き寄せてみると、な、な、何と、

昨年6月以来の尺ヤマメだった。これだから小山の渓は
止められない。
余りにも嬉しくて更に釣り上がると、大型ニジマスが掛かった。
しかしながら、今回は黄瀬川タックルを準備していなかったので、
4ポンドのラインはあっという間に切れてしまった。
その後、同じ渓の上流部で、小型ニジマスと小型ヤマメを
数匹釣って帰途に着いた。



丹沢の某沢
2017年04月23日
先週と今週末は丹沢の某沢2カ所を回った。
どちらもアプローチが長く、ストレスで激太りしてしまった身体
には酷な釣行だった。
先ずは先週の某沢。
昨シーズンの後半以降、源流部の魚影はすっかり薄くなって
しまった。持ち帰りによるものなのか?大雨で魚が流されて
しまったものかは不明だが、長時間かけてアプローチする
価値が無くなってしまったのは残念。
それでも綺麗なヤマメが2匹釣れた。


そして今週末は別の某沢。今朝は気温が低かったためか?
魚の活性は今一つではあったが、十数匹の小物のヤマメが
釣れた。源流部のとあるポイントに餌を投じると、鉤にかから
ないような沢山のチビメが群がって来た。こちらは、昨秋の
産卵と世代交代が無事に行われた様でホッとした。




仕事柄、5月の連休は殆ど休みが取れない。道も釣り場も
大混雑なので、何処に行ってもロクなことは無いが。

近況
2017年04月09日
3月中はうすら寒い日が続いていたが、ようやく暖かくなった
と思うと雨だったり週末だけ気温が下がったりと、釣行には
厳しい状態だった。
まずは先週の小山の某沢で釣れた美形アマゴ。

最近は大物を釣るよりも綺麗な魚を釣ることに癒しを感じる
様になった。
と、今週末も雨続きで、ここ数年通い詰めている丹沢の某沢
に行くのにはちょと厳しい。
昨年末に釣れたような大物ニジマスを久々に見たくなり、雨天の
中、黄瀬川に向けて出発。
現地に到着してみると、2日間続いた雨の影響で川が増水して
おり、支流から濁りが入っていてかなり微妙な状態。
それでも一投目で、

これだ。
見事な体高、尾びれが大きく先までピンと張っていて文句無し。
素晴らしいコンディションだ。岸に寄せるまで物凄いファイトを
楽しませてくれたが、フロロカーボン2.5号のラインと屈強な
マス鉤をブレイクすることは出来なかった。
その後は、中型ニジマスを2匹掛けたものの、雨脚が強くなり
濁りがかなり強くなって来てしまった。今日はこれまでか、
と思っていると、

多分、昨年末に黄瀬川で最後に釣ったと思しき個体が食って
来た。さほど大きくは無いが物凄いファイトだった。
釣り上げて発達した尾びれを見て納得した次第。
その後も増水は続き、釣りどころでは無くなって来たので
ここを撤収。増水に期待して、渇水していた小山の某沢に
向かう。
ところが、小山町某地区はそんなに雨が降っておらず、
期待した増水も無かった。しかし、せっかく来たのでちょっとだけ。


小山町の観光協会が稚魚放流した綺麗なヤマメが数匹釣れた。
この沢は、景観、水質抜群で、いつ来ても心癒される貴重な
場所だ。
釣りを終えると天候が悪化。雨脚も再び強くなって来たので
昼食に楽しみにしていた三軒屋さんの天ざるを断念し、帰路に
着いた。
来週こそ丹沢方面に。

解禁
2017年03月12日
皆さんご無沙汰しています。
相変わらず寒いですね。
先週末、今週末と解禁釣行となりましたが、かなり厳しい
状況でした。
今週末は、酒匂川水系の某沢Tでようやくアマゴとヤマメ
を拝む事ができました。
来週もまだまだ寒い様です。来週はちょっと場所を変えて
頑張ってみようと思います。
某沢Tの魚は余り大きくなりませんが、渓観も魚も非常に
美しいのでとても癒されます。





また来週