餌釣の記録2

釣行記


黄瀬川
2015年12月6日
大分寒さが厳しくなってきた。
なので、朝はそんなに早く出かけることは出来ず、しかしながら
午前7時以降の東名下りの渋滞には嵌りたくないので、
ぎりぎりの時間に出発。
とっくに日が昇っているのだが、寒い寒い。
御殿場IC付近の気温は0℃だった。
いつもの場所に到着しさっさと支度を済ませて出発。
これまたいつものポイントに入るが、つい数週間前までは
大小沢山のニジマスがいた筈なのに全然あたりが無い。
底を取っていると岩の隙間に針かおもりが引っ掛かった様だった
ので2、3度竿を大きく振って見る。と岩かと思ったところが動く
では無いか!、それもなかなかの引きだ。
ラインがブレイクしないように慎重に引き寄せると、

婚姻色の美しい、顔のしゃくれたオスのニジマスだった。
どうやら、このエリアのニジマスは冬に産卵する夏場高温水
対応型の様だ。それにしても美しい!
写真を撮って直ぐにリリース。
その後は一切アタリが無かった。あれだけ沢山居たニジマスは
一体何処に消えてしまったんだろう。ポイント変えても
全くダメだった。
因みに、以下は先週の唯一の釣果。

ヒレの見事な立派なメスだった。
先週と言い今週と言い、魚の活性が極めて低くなっている
様だが、何とか中型以上のニジマスが釣れてくれてそこそこ
満足している。
そろそろ寒さが厳しくなって来たので、他の、比較的暖かい
漁協の無いニジマス河川に鞍替えが必要かも。

黄瀬川
2015年11月22日
今日も昨日と同様黄瀬川へ。
相変わらず東名の下り線は混雑している。車が多いのだから
しょうがないが、追い越し車線のノロノロと走っている車が
非常に多いのには閉口してしまう。
昨日は前を走行している車が信号通過の際に対向車線に
入って行くのを見てびっくり。どうやらお年寄りが運転していた
模様。
自分もいつかは年を重ねて運転ができなくなる時が来る
とは思いつつ、周囲に迷惑を掛ける前に!を常に意識しな
ければならない事を痛感した次第。
と、ダラダラと走って黄瀬川到着。今日は昨日とは別の
ポイントに入る事にした。
しかし、昨年はとても濃かった魚影は全く無く魚信はたった
一度のみ、あまり大きな魚体には見えないのだが、
なかなかギブアップしてくれない。
それでも何とか寄せてみると、とってもメタボな体高。
強烈な引きに感謝しつつリリース

次に、毎年釣り大会が開催される文化センター下に。
高い護岸から中々川に降りられないので、下流にある公園から
入る。
昨年、残りマスは殆ど居なかったのだか今年は、2匹立て続けに
釣れた。


どちらも小物がだ見事なメタボっぷりだ。写真を撮って直ぐに
リリース。今年は沢山生き残っているのか!と喜んだのも束の間、
その後アタリは途絶えた。この辺はカワウにやられて
しまっているのかも知れない。
昨日とは打って変わって今日は天候も優れず曇天、五竜の滝
近傍まで転戦も考えたが次の機会とした。

黄瀬川
2015年11月21日
先週は雨天のため出撃できなかったが、今週は満を持して
黄瀬川に向かった。先々週逃したモンスター級ニジマスを
今度こそ釣りたい。
と、3連休の影響で、東名上り線は朝6時なのに町田
インターで渋滞、その後も、沢山の遅い車がタラタラと
追い越し車線を走っているので、なかなか目的地に到着できない。
漸く某ポイントに到着し釣行開始。今週は雨が降ったので川の
水が平水時以上で魚の活性も高そうだ。
ここは年々水質が良くなっては来ているが、御殿場市の下水
処理水が上流部から入り込んでいるので独特の匂いがする。
数匹の小物を釣って遡る、いよいよ先々週のモンスター
ポイント。こっそりと近づいて餌を投げ入れると、強烈な引き!!
すかさず合わせて引き寄せようとするが、延べ竿なので魚の
体力が落ちるまでは我慢しなければならない。果たしてラインと
鉤が持ちこたえてくれるだろうか?
数分が経過しただろうか、さしもの大物も力が尽きて来た。

推定60センチオーバー???のひれピン。見事な魚体だ。
釣行開始からまだ1時間も経っていないがすっかり満足。
それでも、もう少し釣り上がってみることにした。
と、すぐ上流のポイントでも激しい引きが!

モンスターは一匹では無かった。
その後も中型を数匹と、残念ながらジャンプ一発で鉤が伸されて
しまった奴が2匹。
この川にこんなに沢山の大物ニジマスを満足させられる餌が
何処にあるというのだろう。以前は見かけたハヤの魚影が
今年は一切無いのではあるが。
今日は、好天で好釣果。すっかり満ち足りた気分で帰途に着いた。
今日も魚は全てリリースした。

黄瀬川
2015年11月7日
今週から静岡県も禁漁期間に突入。なのでニジマス釣り
ができる黄瀬川に。今年もメタボなニジマスが釣れるだろうか?

最初に掛かったのはまだ若魚。ひれピンで美しい魚体だ。

次のポイントでは期待通りのメタボな中型。強烈な引きを
楽しんだ。



その後も、中型が数匹と多数の小物が釣れたが、肝心の
ヘビー級が出てこない。
帰り際に護岸の上からミミズを流すと、60センチ以上はある
と思われる大物が食ってきた。
しかしながら悲しい事に護岸の上ではどうすることも
できない。何とか引き上げられないものかと粘ったが2、3度
ジャンプされたら、残念ながら針が外れてしまった。
今年も、野生化したニジマス達が初冬の釣りを楽しませて
くれそうだ。

シーズン終了(小山の渓)
2015年10月31日
先週は全くダメだった。
今日で静岡県も終わり。いよいよ今シーズンの
渓流最終日となってしまった。
先ずは先週も先々週も通った、水量豊富な小山町の
メインフィールド。しかしながら無反応。
次に、必ず釣れる某小渓。確かに釣れたが小物ばかり。
そして先週、尺物ペアを目撃した御殿場の某小渓に向かった
が、産卵終了のためか尺物ペアは跡形も無く消えていた。
もうそろそろお昼。腹ごしらえの前に最近工事で濁っていたので
断念していた某渓に行ってみる。
濁りは残っているものの、何とか釣りになる状態。
ダメもとで入渓すると。早くも反応が!合わせると、重たい引き。

産卵直前のメスのヤマメだった。写真を撮って直ぐにリリース。
そして次のポイントに餌を入れると断続的に鈍い引きが。
合わせてみると今回も重たい。
何とか岸に寄せてみると!

今シーズンの最後を飾るにふさわしい、オスの尺?アマゴだった。
もう放精を終えた模様で元気が無い。こちらも写真を撮って直ぐに
リリース。
最初は大苦戦だったが最後の最期に思っても見なかった釣果。
満ち足りた気分で小山町の三軒家さんに行って美味しい天ざる
を頂き帰途に着いた。
父の他界等色々あったが、尺物に恵まれたとても良いシーズン
だった。

小山の渓
2015年10月18日
先週の3連休はさしたる釣果も無かった。
いよいよ神奈川エリアは禁漁となったので、ホームの小山の
渓に舞い戻って来た。
そろそろ大物が期待できる時期だ。
ところが、目を付けていた場所は悉く空振り。魚影は薄いが
一発逆転が狙える小山某川の釣友会の拠点近傍に望み
を託すこととなった。
しかし、ここは難しい渓だ。水量が多く急傾斜のため魚が
居着けるポイントがほとんど見つからない。
暫く全くあたりが出ない中、久々の感覚。スッと合わせると
中々上がって来ない。ネットすくってみると、砲弾型のアマゴ
だった。尾びれが傷んでいるが見事な体高。抱卵したメスと
思われる。
その後も一回り小さい抱卵したメスのヤマメも掛った。
2匹共釣れた場所に速やかにお帰り頂いた。
それから、さらに上流の某有名ポイントに行ってみたが、
ハヤしか釣れなかった。
今日も良い釣りだった。

世附の某沢
2015年10月6日
休暇を取得して昨日まで札幌の実家に帰っていた。
だれも住まなくなった実家で寝泊まりすると非常に物悲しい
気分になる。
今日は久々に世附の某沢に行ってみた。
平日と油断してゆっくり出発したところ駐車スペースには
既に数台の車が停まっていた。
幸い、下流部に先行者さんが居たが、挨拶して源流部に入り
たいと伝えると快諾して下さった。
早速、足早に林道を更に進む。
しかし、最近は世附に訪れる皆さんも往時の賑わいを取り
戻したのか、釣れても小物ばかりであった。
更に源流に進むと、余り釣り人が入っていないのか?数・型
共に良くなって来た。
と、ごくごく普通の落ち込みにミミズ餌を投げ込んでみると、
思わぬ強い引き。

引き揚げてみるとまあまあのオスのヤマメだった。
浅瀬を無理に登って来たのだろうか?ヒレが擦れて
所々白くなっている。
その後も20センチ前後のヤマメが飽きない程度に釣れたが、
帰りの体力を残さなければならず、間もなく撤収とした。
今日も釣れた魚は全てリリース。今シーズンはもうここには
来ないが、良い釣りができた。

丹沢の某沢
2015年9月27日
4日ぶりに丹沢の某沢へ。
なんとなく、前回に比べて魚影が薄くなったような気がする。
それでも漸く尺?ヤマメを一匹と数匹の小物を釣って帰途に
着いた。
今日も良い釣りだったが、少々疲れた。(ピンボケ御免。)

見事な尾びれと非常に綺麗な婚姻色だった。
今回も釣れた魚は全て元の場所にお帰り頂いている。

丹沢の某沢および近況
2015年9月23日
最近もほぼ毎週釣行していたのだが、夏の暑さで良型は釣れず
秋の到来を待ちわびていた。
ふと、もう5年も訪れていない丹沢の某沢が気になり、シルバー
ウィークの前から通い詰めている。
今シーズン良く通っていたもう一つの丹沢の某沢は、どなたかに
目ぼしい魚を抜かれてしまったのか、魚影も薄く型もかなり小さく
なってしまった。このままでは、秋になっても産卵個体がおらず
魚が絶えてしまうかもしれない。
と、以下の写真は某沢に3度通い詰めた結果。
本日、ようやく綺麗な尺ヤマメを釣ることができた。ここも
常連さんが通っているところで、大物はなかなか釣れないし
魚影もそんなに濃いとは言えない。しかし、この環境ができるだ
け長く続いて欲しいと切に願っている。
尚、いつもの事ながら釣れた魚は全て丁重に元の場所にお帰り
頂いている。







小樽内川
2015年7月25日
実家の整理のために3週間ぶりに札幌に帰って来た。
ところが、今年の札幌は天気が悪い。まるで梅雨の様だ。
今日は朝から小雨がぱらついている。
先ずは父の眠るお墓に行って暫しお参り。濡れた石段で滑って
転んで腰と背中を石段の角に痛打。息が止まる程の痛みだった。
ご先祖様に喝を入れられた思い。
その後実家に戻り昼食を摂り、前回、前々回と尺物を釣った
小樽内川のポイントに向かった。
朝から雨が降っていたためか、それともウグイの猛攻に辟易した
ためか、お気に入りのポイントには釣り人の姿は無かった。
喜び勇んで本流に竿を出すものの、反応に乏しい上に釣れても
ウグイばかりでげっそり。暫し我慢の釣りに徹する。と

いつものこの川独特の黄色いヤマメが掛って来た。
その後も大半のアタリは全てウグイ。前回のような40センチ
オーバーの鯉のようなウグイは姿を消したものの、流れが遅い
ところでは、殆どがウグイ。
と、久々に、

またまた黄色いヤマメ。
その後も暫くはウグイの猛攻が続く。
ダム湖からの遡上ウグイは、ヤマメに劣らずパワフルだが、
ちっとも嬉しくない。
いよいよ今回はダメかと思いつつ、普段は撤退する通ラズを強行
突破した直後、瀬尻に餌を投げ込むと、異次元の反応に
見舞われる、と、

今回はパーマークの残る、尾びれがとても美しい尺ヤマメが
掛って来た。
今までは痩せ気味の個体が多かったが、今回のは惚れ惚れ
するようなプロポーションだった。
その後はウグイの猛攻に遭いゲームオーバー。小雨降る中
実家に撤収した。
小樽内川は釣行の度に尺物が掛る素晴らしい渓であった。
願わくばこの環境ができるだけ長く続いて欲しいと思った
次第。今日も掛った魚は全て速やかにお帰り頂いた。

小樽内川
2015年7月2日
明日は父の49日法要と納骨。午前中は里塚霊園に行き
お墓を綺麗に掃除。その後、実家に帰って昼食。
まだまだやらなければならない事は沢山あるが、気分転換
に先週尺ヤマメ連発だった小樽内川の同じポイントに行って
みた。


今日はウグイがあまり居ない。この川独特の黄色っぽい
ヤマメが掛る。

その後、強い引きに見舞われるが、残念ながらニジマス。
そして40センチオーバーの遡上ウグイが2連発。がっかり
していると再び鋭い引きが、

今回も出ました。優に40センチオーバーのパーマークの消えた
尺ヤマメ(サクラマス????)美しい魚体にうっとり。
その後は魚信が絶え、通らずで遡行も困難となったため撤収。
今週も釣れた渓魚は全て速やかにお帰り頂いた。

近況
2015年6月30日
札幌の実家と横浜の本宅を行ったり来たりの2カ月がそろそろ
終了。前回の小樽内川以後の状況をダイジェストで掲載します。
先ず、最近良く通っている世附の某沢。
丹沢原種?と思しきヤマメが美しい。





そして小山の某沢。こんな体高のヤマメは見たことが無い。
秋口が待ち遠しい。一体この魚達はどうなるのだろう!!!!


そして再び世附の某沢。もうちょっとで尺物?のようなヤマメ達。
入渓している皆さんが、この沢を大事にしていることが伺えます。
夏場は渇水で苦戦。でも一雨降ればこの通り。


いよいよ来週から会社に復帰。これからは相模川の支流にも
出没の予定です。

小樽内川
2015年6月21日
父の永眠に伴う相続手続きと実家の整理も進み、いよいよ
7月第2週から会社に復帰することとなった。
今週は母の引越しが終わり、昔は2世帯6人で暮らしていた
実家も今は私一人が寝泊まりしているのみとなった。

今日はお役所も休みで手続きをすることもできないので、久々に
近郊の小樽内川に行って見ることにした。実家からバイクで
30分程度の川だが、平成元年に巨大なダムとダム湖ができた
ため大型の遡上魚が期待できる渓だ。
とは言え私は今までここで大物を釣ったことは無い。

お昼過ぎに現地に到着したものの、やはり大都市近郊の日曜日
駐車スペースには釣り人の車が沢山停車しており、
当初予定していたエリアには入渓することができなかった。

また、この川の流域はヒグマの頻出地域。ちょうど今頃から
ヒグマの活動が活発になる時期なので車道からそれて
林道奥深くまで入るつもりも無い。

仕方なく第2希望の支沢の合流点から車道に沿って本流を
遡って見る事にする。

ダム湖からの遡上はヤマメやニジマスだけでは無く、
この時期は大型化したウグイも産卵のために大挙して川を
上って来る。暫くはオレンジの婚姻色の入ったウグイばかりが
釣れてがっかり。と、流芯の少々脇を流すと、

この川独特の黄色っぽいヤマメが掛って来た。
その後暫くはまたまたウグイばかり。両岸が切り立った崖と
なって遡行が難しい通らずの区間に入っても尚ウグイの魚影
が濃くがっかりしていたのだが、

突然、今までに無い強い引きに見舞われる。
竿を上げて見ると完全に銀毛化した尺ヤマメ(サクラマス?)
が掛っている。

その後はまたまたウグイが優勢。40センチオーバーの
ウグイを掛けてげっそりしたりしていたのだが、通らずの
深みに大型の魚影が走る。
どうせウグイだろうとミミズをケチってブドウ虫を付けて
振り込んだところ、

痩せてはいるが優に40センチオーバーの尺ヤマメ
(サクラマス?)が食ってきた。北海道では河川のサクラマス
釣りは禁止なので先ほどの一匹もこいつも直ぐにリリースした。

今日は思いもよらぬ大物が掛り嬉しいのだが、正直なところ
ここまで期待はしていなかったので、次回以降期待が膨らみ
過ぎてしまうのでは?と心配。
実家の整理が終われば当面札幌に来ることも無いというこの
時期に、こんなことになって何とも皮肉な結果だが、ヤマメ釣
が大好きだった父は喜んでくれていると思う。

小山須川
2015年5月22日
本日も世附に行こうと思っていたが、昨日の疲れが残って
いたので断念。ホームの須川の最下流部に行ってみた。

と、1投目でいきなりニジマス君がお出迎え。






その後も手のひらサイズのヤマメやアマゴが活発に
食いついて来る。餌が豊富なのか?昨日の世附のヤマメ
達よりも皆でっぷりと太っていて見事な体高。
と、通らずの堰堤が眼前に聳えて来て、須川の釣りは終了
となった。
今日も、掛った魚はすべてお帰り頂いた。

7月には実家の整理を終えて、自宅に帰り、職場復帰も
果たす予定。

明日から再び札幌の実家に。


世附の某沢
2015年5月21日
1カ月の看護の後、先週末、父が他界した。
享年88歳、いい人生だったと思う。最後の1カ月が闘病では
あったが。
母の世話を姉と交代して暫しの休養。以前から気になっていた
世附の某沢に行ってみた。
支流のまた支流のとは言えさすがに世附、渓相、水量、水質は
素晴らしく、平日ということもあってか魚影は非常に濃かった。




掛った全ての魚の写真を掲載することができないくらい、
目ぼしいポイントからは活発な魚信。この沢は久しく釣人が
入っていない様だ。

そしていよいよ待ってました。5年ぶりの尺ヤマメとのご対面。


沢の魚は餌が限られているためか、痩せていたが見事な
尾びれだ。


その後も魚信は絶える事無く、大、中、小のヤマメが掛って
くれたが、帰りの林道歩きを考えると少々体力を残しておか
なければならないので午前10時頃には撤収を開始した。

ヤマメ釣りが大好きだった父の良い供養ができたと思う。
釣った魚達は全てリリースした。
また、いずれ訪れてみたい貴重な渓だった。


丹沢の某沢
2015年3月29日
昨日は素晴らしい陽気だったが、定期健診のため釣行でき
なかった。本日はお昼頃から雨の予報。よって丹沢の某沢
に行くことにした。
ここは入渓者が非常に少なくて魚影の濃いところ。とは言え
活性は今一つで小物がポツポツと釣れ始める。






なかなかサイズアップしないので今週もこれまでか?とほぼ
諦めかけていたところ。

痩せてはいるがあと一歩、といった感じの個体が掛った。
このサイズになるとなかなかの引きだが、冬季の餌不足
から脱していないのか?今一つ元気が無い。
その後、直ぐに脱渓。まだ雨が降りそうに無いので、帰り
掛けにいつも気になっていた沢にちょっとだけ入ってみる
事にした。
狭い谷に滝と砂防が連続していて水量も乏しいので
正直なところ期待していなかったのだが、

一投目で、いきなりこいつが掛って来た。
最初の沢と同様、餌不足で痩せてはいるが中々の型。
こんなところに成魚放流など無いと思うが、渓が狭いため
か尾びれが少々傷んでいた。
然しながら、その後が続かず撤収した。
本日はようやく良型が掛り、春の訪れを実感した釣行だった。

午前中の東名上り線はまだ空いており、大和トンネル手前
でもたついた以外は順調。あっという間に横浜の自宅に
帰り着いた。

今日も釣った魚は全てリリース。来週は釣行できるか微妙
なところ。

最近の状況
2015年3月22日
最近も週末には出かけているのだが、大して釣れない状況
が続いている。
先ずは、狩野川支流の長野川の上流域。ここは漁協の放流エ
リアでは無いが、綺麗なアマゴが沢山釣れるところ。
しかしながら、今回は反応が鈍いのか魚影が薄くなってしまっ
たのか小物を3匹掛けて終了。




そして、東伊豆の某沢。ここは漁協の無い小渓でどなたか
が放流したのか?それとも天然ものが生き残っているのか?
綺麗なアマゴが釣れた。長野川のアマゴと比べて太っていて
朱点がクッキリしている。



そして、丹沢の某沢。白っぽいヤマメが釣れるところ。





中には白っぽく無い奴もいる。


まだ餌が少ないのか、痩せた個体が多かった。
今回も釣った魚は撮影後丁重にお帰り頂いた。

来週以降も、できればマイナーな渓で他の釣り人を気にせず
のんびり釣がしたいと思っている。

小山の渓流
2015年3月7日
解禁釣行は今一つだったので、今日は雨にもめげず出発した。
先ずはアドバイスを頂いた某沢の下流部へ。しかしながら私の
腕では良型を得ることはできななった。その後、昨年も足繁く通
った水量豊富な某支流へ。
今朝入ったと思われる真新しい足跡があったが、ここは川の規模
が大きいので何とかなるだろう。すると直ぐに、

まあまあのが一匹、早くも掛ってくれた。
しかし、その後はしばらく全く反応無し。
朝一番で入った人はかなりの腕前だったと思われる。
そろそろ、行き止まりの堰堤が近付いて来た。
今日はこれで終わりか?と思ったところで、

もうちょっと型の良いのが掛ってくれた。まだ餌が少ないのか
痩せ気味の個体だ。
ひれピンの元気なヤマメが掛ってくれたので、本日は満足。雨が
止んだところで、自宅に向けて撤退を開始。
今日の2匹は丁重にお帰り頂いた。明日も行くぞー。と、明日は
鮎沢漁協の解禁日だ!

渓流解禁
2015年3月2日
解禁日は生憎の冷たい雨。私は車で移動しないので、結局、
自宅待機となった。
と、翌2日は年休を取得。雨も夜明け前には上がり絶好の
コンディションとなったかに思えた。
先ず、昨年お世話になった御殿場の小渓に。昨年禁漁間際
にすっかり魚影が無くなってしまったとレポートしていたが、
今回の釣行でその原因が判った。
渓に到着してまさに釣り糸を垂らそうとした時に、周辺にお住まい
の方にばったりお会いした。その方曰く、「昨秋、台風の後に
この川に毒が流され川の魚は死滅した。最近漸く川虫が見つ
かるようにはなったが、魚もサギも全く居なくなった。川から取水
していた池の鯉も死んだし、保健所の人も調査にやって来た。」
との事。仰る通り、全く魚信が無いし、あれだけ居たアブラバヤ
も全く姿が見えない。昨年の禁漁間際の出来事だとすると、
当然産卵前に全ての魚が死滅した訳で、この渓はどなたかが
放流しない限り、渓魚の復活は絶望的という事になる。
その方が仰るには「数年前にもおんなじ様なことがあった。」
らしい。
これで、大好きだった御殿場の小渓は、1本は護岸工事で、
1本は有毒物質(確証は無い)の流入のために渓魚が居なくな
ってしまった。
残念でならないが、ここは諦めるしか無い。
そこで今度は、白っぽいヤマメを釣りに丹沢の某沢に。

一匹目は直ぐに釣れたが、後が全く続かない。河原には、
昨日か本日早朝のものと思われる足跡が沢山残っていた。
以前、この沢のヤマメも途絶えそうになったのだが、昨年は、
かなりの数が復活していた。然しながら、今回は全く魚影が無い。
竿抜けしていそうなポイントも細かく探ったが、前に入った方は
かなりの腕前らしく全く渓魚は残っていなかった。
と、丹沢水系の中でも人が少なそうなもう一つの渓に移動。


間もなく、成魚放流物と稚魚放流物が掛ってくれたが、直後に
先行者さんを発見。追いつき追い越す訳には行かないので、
入渓点に引き返しここを撤収。
時刻はちょうどお昼。コンビニに立ち寄っておにぎりを頬張り、
今度は小山の小渓に向かう。相模守さんが雨後なら期待できると
仰っていたところ。
暫くすると活発な魚信。型は小さく痩せ気味だが、ひれピンの
ヤマメたちと綺麗な渓相が心を癒してくれた。








大きくなるにはいま暫くの時間が掛るので、釣れてくれたチビメ
達は、撮影後丁重にお帰り頂いた。
という訳で、色々と残念だった解禁2日目。来週に期待。


また来週