寒い冬が訪れました。大切な盆樹を冬の寒さから守るように
工夫が必要です。特に雪の多い地方の方々は雪に対する備えも
必要です。今年挿し木した苗木や2年生3年生の盆樹は雪のも
寒さにも弱いので暖かい陽だまりに移すとかむろにしまう等の
対策ととって下さい。暖かい地方は現状のままでも問題ありません。
肥料は黒松以外の盆樹には与えません。黒松には先月に
引き続き有機肥料の固形肥料を与えます。与える量は秋の半分
程度にします。水やりは2日〜3日に1回用土の表面が乾いたら与えます。
12月の特徴
さぼてんの作業
簡単なビニールハウスや日当たりの良い窓辺に移したサボテンは
今月もそのまま育てます。簡易ビニールハウスは晴れている日の
昼間、かなり温度が上がりますので昼間はふたを開けて通風し、
夕方になったらふたをするようにします。肥料は一切与えません。
水やりは用土の表面が十分乾いてから与えます。(目安として
2週間に1回程度)
盆栽の作業
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お花の作業
12月というとどこのご家庭にも大小のシクラメンがあると思います。シクラメンは花が終わったら根元から回しながら終わった花を抜き取って下さい。すると次々と新しいつぼみが上がってきて長持ちします。それと株の真ん中が密集しますので真ん中の葉を周囲に寄せて真ん中の日当たりをよくします。肥料は2週間に1回程度液体肥料を与えます。水やりはやや乾かし気味にすると調子がいいです。
12月になりいよいよ冬らしく寒くなってきました。盆栽も寒さに弱い
盆樹もあれば寒さに強い盆樹もあります。各々の盆樹の特徴を
配慮して養成して下さい。特に挿し木したばかりの苗木や1年生
2年生の苗木は暖かい日向で養生して下さい。サボテンは暖かい
簡易ビニールハウスの中や室内の日当たりのよい窓辺などで
春を待ちます。お花はパンジーやビオラ、プリムラや桜草がきれいに
咲く季節です。また、12月は1年の締め括りの月です。今年1年の
盆栽やサボテンの育て方を振り返って来年の参考にして下さい。