黒松や五葉松の針金かけを行い姿を整えます。また落葉後の
雑木盆栽も秋の剪定と盆樹によって針金かけを行います。
雑木盆栽の剪定に当たっては新芽の位置をよく確認し新枝が出たとき
の方向を想像しながら剪定します。また雑木盆栽の針金かけに際して
幹の美しい盆樹(姫しゃら・百日紅など)は幹を痛めないように
十分注意して下さい。例えば下に下げたい枝にわらを巻きわらの上に
針金を回しそのまま下に引っ張るようにし根元で針金を固定すると
枝に傷がつきません。肥料は黒松以外の盆樹に11月に今年最後の
止め肥を与えます。しかし黒松は冬の間も肥料を欠かさず与えます。
11月の特徴
さぼてんの作業
春から秋までの間、外に出してあったサボテンもいよいよ寒くなって
来ましたので室内に入れるか簡易ビニールハウスに入れる等して
寒さに備えて下さい。昼の間はまだまだ暖かいので室内に入れた
サボテンは日当たりの良い窓辺に置いて下さい。また簡易ビニール
ハウスに入れたサボテンは昼の間ふたを開けて通風をよくして
下さい。肥料は春の植替え時の元肥以外は与えません。水やりは
用土の表面が十分乾いてから与えます。(目安として2週間に1回)
盆栽の作業
・・・・・・・・・・ 他もご覧下さい ・・・・・・・・・・・
お花の作業
花屋の店先にはパンジーやプリムラやシクラメンなど冬場の植物が
並ぶようになりました。11月になっていよいよ寒くなってきましたので、
春から秋までの間、外に出してあった熱帯植物や簡易植物が
あったら室内に取り込みます。またプランターや花壇のお花も
冬のお花に取り替えてはいかがでしょうか。
11月に入ると寒くなってきますので外に出してあった熱帯性の
植物や観葉植物は室内にしまって春の来るのを待ちます。
盆栽は10月に古葉刈り・秋の剪定を行って美しくなった黒松や
五葉松の整姿・針金かけの適期です。また、さつきは11月に
今年最後の資料を与えます。(黒松は冬の間も肥料を欠かしません。)
雑木盆栽類も落葉後の整姿・針金かけを行います。外に出して
あったさぼてんは簡易ビニールハウス等に入れ寒さに備えます。