6月に黒松の芽切りを終えなかった場合は7月の上旬(7月10日ごろ
まで)までに終えてください。芽切りと古葉調整は黒松にとって重要な
作業なので必ず行って下さい。(黒松の芽切りを参照して下さい)
7月の上旬は引き続き梅雨の季節ですから根腐れが起きないように
長雨には十分注意して下さい。
7月も下旬になると梅雨が明け暑い日差しが続きますから葉焼けや
乾燥に注意して下さい。水やりは朝夕2回与え、夕方は盆樹の頭から
かけて盆樹全体の温度を下げるように気を配って下さい。また、梅雨が
明け蒸し暑くなると害虫が多発しますので7月下旬に薬剤散布を必ず
行って下さい。
7月の特徴
さぼてんの作業
6月に引き続き7月も梅雨の長雨に打たれないように軒下や室内に
しまうなどして注意して下さい。長雨に打たれ続けると根腐れの原因に
なります。7月の下旬になると梅雨も明けいよいよ暑い日差しが続きます。
さぼてんは暑い乾燥地域に自生しているので、蒸し暑い日本の夏には
弱く休眠したり半休眠するサボテンも少なくありません。暑い夏は水を
たくさん与えたくなりますがそれは禁物です。休眠しているサボテンを
腐らせてしまいます。用土が乾いても我慢して水やりは2週間に1度
程度にします。7月下旬には盆栽と同様害虫多発に備え薬剤散布を
行います。
盆栽の作業
・・・・・・・・・・ 他もご覧下さい ・・・・・・・・・・・
お花の作業
6月に引き続き7月も梅雨が続きます。せっかく咲いている花が雨で
だいなしになってしまいますので軒下に取り込むなどして気を配って
下さい。7月も中旬が過ぎると梅雨が明けて毎日猛暑が続きます。
お花も水が切れてぐったりしますから水切れには注意して毎朝きちんと
水を与えて下さい。また水がすっかり乾いていたら夕方にも水を
与えて下さい。夏の間は害虫がたくさんいますので盆栽やサボテン
と同じく薬剤散布を忘れずに。
7月は6月に引き続きジメジメした梅雨の季節です。長雨による病気
や害虫の発生に十分注意して下さい。6月に薬剤散布を行いましたが
梅雨が明ける7月下旬にもう1度薬剤散布を行って下さい。盆栽では
未だ芽切が終わっていない黒松の芽切りを行って下さい。サボテンは
根腐れを防ぐため長雨に当たらないように注意して下さい。