●実験の目的  電気モーターと発電機が、まったく同じしくみであることを、この実験で学びます。どちらもコイルと磁石でできていて、電気を流してやると回転子が回転するモーターとなり、ぎゃくに、回転子を何かほかの力で回してやると、発電機に変身します。

◆用意するもの
 ここでは、タミヤの「遊星ギヤーボックスセット」を使って、手回し発電機を作りました。ギア比は最大400対1.つまり、1回回すと、回転子が400回も回ることになります。モーターや、ハンドルを取りつけられる金具もついているので、高性能の発電機をわりあい簡単に作ることができます。
1.ギアボックス(手前のグレーのプラスチック部分)側に付属のジョイント金具を取りつけ、自作のハンドルとつなぐ。モーターのリード線を豆電球のソケットにつなぎ、粘着テープなどでモーター本体にはりつける。 2.ギアボックスをしっかりと持ち、ハンドルをゆっくり回し始める。しだいに速度を速めていくと、豆電球が点灯する。あまり強く回しすぎると、豆電球が切れてしまうので注意。
●2連モーター(?)発電機(?)
 ラジコン用のモーター2個を使って、こんな装置も作ってみました。モーターの回転じくは、かためのゴムパイプでしっかりつないでいます。電池ボックスに近い方がモーターで、もういっぽうが発電機の役割をします。豆電球が点灯しているのがわかりますね。
 でも、豆電球の光り方は、電池に直接つないだときより暗いはずで、どこかでエネルギーのロスがあることがわかります。モーターと発電機のしくみを調べる教材にはなりますが、けっして実用的なものではありませんね。



◆手回し発電機をムービーでも見てみま
しょう。

 画面左下のをおすと、何度でも再生して
 見ることができます。

 
 
【参考】
 電気モーターと発電機は、どっちが先に発明されたのでしょう。「ニワトリが先かたまごか先か」という話にちょっと似ていますが、じつは、先に発明されたのは発電機のほうです。最初の発電機は1832年にできましたが、ベルギーのグラムが、発電機の電線のつなぎ方をまちがえたために、発電機が回り出し、これがモーターとして使えることに気がつき、1870年に実用的なモーターを作りました。

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