呼称・ 根岸競馬場跡
場所・ 神奈川県横浜市中区
根岸競馬場は自分が大好きな廃墟の一つである。
だが、老朽化が進みシンボリックなスタンドの屋根は撤去されてしまった。
根岸競馬場に到着。本当に屋根が無い。
競馬場を取り囲んでいたフェンスが柵状の物に交換されていた。
敷地内から競馬場を見上げた 屋根の無いスタンドはとても痛々しい。
美しかったあの競馬場はどんどん朽ちていく。もう 誰も守ることは出来ないのだろうか。
翼を折られた鳥は そこで死を待つ事しか出来ない。
久々に歩く廊下は 屋根が無くなった影響で光の入り方が全然違っていた。
内部を見る限り、目立った劣化や破壊が無かったのが嬉しかった。
競馬場のある横浜市は、横浜らしい景観をつくりだしている歴史的建造物を
「横浜市認定歴史的建造物」として認定している。
これは歴史的建造物を、都市の魅力を高める貴重な資源として
まちづくりに積極的に活かそうという試みらしい。
さすが巨大観光都市横浜らしい発想だ。
赤レンガ倉庫などは歴史的建造物を上手に活用した観光スポットになっている。
当時の面影や廃テイストはあまり残ってないから廃墟ファンとしては微妙だが、
放置され劣化したり、取り壊されるのに比べたら大事に活かして行くのはすばらしいことだとおもう。
現在歴史的建造物として認定されているのは、「エリスマン邸」などの山手の洋館群や
「ホテルニューグランド本館」、「横浜松坂屋」などがある。
認定された場合、塗装や復元などの費用が横浜市によって援助される。
ところが、根岸競馬場は認定されていないのである。
これだけ歴史のある建物をなぜ横浜市は放置するのだろうか。