呼称・紅葉園
場所・神奈川県
伝説の廃旅館「小曲園」が解体されてからは第二の小曲園として愛されてきた紅葉園。
増築を繰り返したトリッキーな作りや斜面の勾配を利用した階段状の客室は
古くからの廃墟ファンを楽しませていた。
ところが・・・2005年1月3日早朝に紅葉園は全焼してしまった。
今回は紅葉園追悼企画として 幻の和風大旅館「紅葉園」の緊急公開を行う。
箱根の山中にひっそりと隠れる紅葉園。
斜面に沿って階段状に建てられているため下から全体を見渡すことは出来ない。
紅葉園を訪れたのは2004年11月 秋も深まり少し紅葉が始まっていた。
ここには前に着た事があったがその日はあいにくの天気だったので下見程度だった
だが今回はこの廃墟を知り尽くした男K氏が案内してくれることになった。
小川のせせらぎを飛び越え 秘密の入り口から紅葉園のフロントに向う。
こぢんまりとしたフロントが我々を迎えてくれた。
事務所には古びたPC98。
いきなり現れる分岐点 始めてきた時は全体像を把握するまでに相当時間が必要だった。
客室は一般的なものだった この部屋は少し大きめのもの。
曇った窓の外を見ている椅子。
窓の外にはこんな風景が。
十年以上たたまれたままの布団たちが 押入れの中から我々の様子を窺っていた。
紅葉園は場所によっては腐敗がかなり進んでいて 一歩一歩足元を確認しながら歩く必要がある。
この部屋には電話が集められていた。
今の子供達はこの電話のかけ方を知らないだろう。
迷路のような廊下を進む 足元には濡れた絨毯の感触が。