呼称・製糸工場跡
場所・東海地方
取り壊し直前の製糸工場跡を訪ねた。
工場の門で守衛のおじいさんと一匹の犬が出迎えてくれた。
製糸工場と聞くと「富岡製糸場」を思い出す。
小学校の社会の時間 官営模範工場「富岡製糸場」と教えられたから。
この製糸場も「富岡製糸場」と同じ系列の工場だったそうだ。
「富岡製糸場」は世界遺産化の動きが進んでいるが、
この工場は数ヶ月後には解体され、跡地はショッピングセンターになる運命。
すっかり片づいてしまった空間が寂しかった。
蔵のような場所には少し物が残っていた。
この椅子にはどんな人が腰掛け、
この石油ストーブはどんな人を暖めたのだろうか。
広い工場を歩きながらそんなことを考えていた。