呼称・ 軍艦島
場所・ 長崎県西彼杵郡高島町端島
軍艦島 それは廃墟美を求める者が一度は訪れたいと願う場所。
今回我々有志は聖地とも言われるこの無人島に上陸した。
現在軍艦島への上陸は禁止されている為、船は闇の中を進む。
海に浮かぶ島のシルエットは本当に軍艦に見えた。
戦艦「土佐」に島影が似ていた軍艦島は、戦時中に間違って米軍潜水艦の魚雷攻撃を受けたそうだ。
軍艦島に朝日が昇る 寝不足の目には眩しすぎるひかり。
去年の夏以来の上陸になるが、やはり今回も眠れなかった。
特別な場所に行くときは いつも小学生の遠足の前の日みたいだ。
世界遺産に向けての動きによる取締りの強化と老朽化を考えると、
これは神様がくれた最後のチャンスかもしれない。
チャーターした船から岸壁に飛び移ると美しいレンガのアーチが見えた。
我々はここを集合場所と決め、探索を始めた。
このあたりに鉱場があったのだろう、広いスペースに瓦礫が散乱している。
コンクリートの柱が並んでいるが、これはベルトコンベアの跡らしい。
この神秘的な感じ・・・イースター島のモアイ像を連想したのはボクだけだろうか。
しばらく歩くと 端島小中学校や65号棟、変電所が見えてきた。
変電所内に入ってみたが、屋根が辛うじて骨組みを残すのみだった。
さらに奥に進むと計器版を発見 島全体へ電力を供給していた施設だったんだと実感。
針は0アンペアを指したまま、二度と動かない。
メータの兄弟たち、みんなで一緒に最後の日を待っている。