呼称・蛤診療所
場所・長崎県西彼杵郡大島町
大島工業所病院とも呼ばれるこの病院は、炭鉱時代の結核患者の隔離病棟跡だそうだ。
緑の中に浮遊するかのような病院。
何か近寄りがたい雰囲気を放っている。
内部は外観の雰囲気と違い、廃校のような廊下が続いていた。
病室が行儀よく並んでいた。
藁のベッドは何度見ても違和感を感じる。
こんな山の中に隔離され、患者はどんな気持ちで過ごしたのだろうか。
時間も金も、いいこともあんまりないけれど とりあえず健康でよかったよ。
死斑のように浮き出た模様が、人々の叫びのようで気が滅入った。
まだ新しい感じの車椅子が生々しい。
味わい深い物件では有るが、病院独特の雰囲気も感じられる物件だった。