校長室より 校長 中 馬 民 子
子供の成長は保護者・地域とともに          《「学校だより」6月号より》
「うわー、きれい富士山だ。」「すごい、まだ雪がある。」富士山を目の前にして子供たちが発した感動の声です。5月26日から28日まで、4年生が山中移動教室に行ってきました。素晴らしい晴天に恵まれ、全員が元気に参加できたことはとても嬉しいことです。移動教室を通して4年生の成長した姿やよいところをたくさんみつけることができました。その中の三つを紹介します。
 @体力と気力があります。今回は、広尾小学校では初めて大平山の頂上まで登りました。富士山と山中湖全景が見える大パノラマを見ることができます。4年生にとっては結構きつい山登りです。担任が普段の子供たちの運動する様子を見て、この子たちなら大丈夫と判断したことと、この景色を子供たちに是非見せたいという思いが相まって実現しました。「がんばれよ。」「もう少しだよ。」と友達を励ます声が聞こえてきました。開けた視界に飛び込んできた壮大な景色にみんな大満足でした。
 A協力してよりよい生活ができます。宿舎の入り口に脱がれた靴はきちんと、しかも履きやすいように一人ずつ20センチほど間を空けて並べてありました。整列の仕方も日を追うごとに上手になり、声をかけあって時間を守って生活できました。協力することの大切さを実感できたようです。
 B他校の子供たちとも仲良くできます。今回は常磐松小学校の子供たちと一緒にキャンプファイヤー等を楽しみました。お互いがお互いを尊重し、宿舎でもトラブルもなく3日間楽しく過ごすことができました。初めて会った人たちとも上手につきあうことができることはとても大切な力です。こうしたかかわり合いの中で、子供一人一人がそれぞれ何かを学びとって成長していくのだということを感じています。
 帰ってきた翌日は4年生の欠席者0でした。頼もしく思いました。楽しく、また、無事に移動教室が実施できたのも保護者の方々のご理解と絶大なバックアップがあったからと感謝いたします。
 6月21日(土)は、学校公開・道徳授業地区公開講座です。全校朝会から5時間目の「人権メッセージ発表会」まで授業を参観していただきます。地域や保護者の方が学校においでくださることは学校にも子供にも励みになります。子供たちの健やかな成長は保護者や地域の方とともにということを実感できる一日でもあります。子供たちの学習や生活の様子を是非ご覧ください。お待ちしております。
新たな第一歩を             《「学校だより」4月号より》
 入学、進級 おめでとうございます。子供たちの希望に満ちた笑顔とともに、平成20年度がスタートしました。
 校庭の桜の花びらが舞う中、本日、元気な一年生26名を迎えました。昨年度と同じく、7学級でのスタートです。学校は入学・進級の喜びと期待、希望に燃える子供たちの活力であふれています。学校も子供たちも新たな気持ちで第一歩を踏み出しました。
 広尾小学校では学校教育目標を以下のように設定しています。
ともに学び ともに生きる 広尾の子を育てる
 ○ よく考える子 ○ 心豊かな子 ○ 元気な子
 教職員一同、力を合わせて教育目標の実現に努めていきます。
「子供たちが、期待感をもって登校し、快い疲労感をもって下校する。」充実した生活を過ごせる学校、保護者や地域の方々が子供を安心して通わせることのできる学校を目指して日々努力していきます。このことは一人一人の子供をよく理解し、子供と教師、子供同士お互いが協力し合い共感し合える仲間であることが基盤になると思います。また、よくわかる授業を行い、発達段階に応じた基礎的な学力を確実に身に付けること、いじめや不登校がなく心の安定が得られ、身体的にも安全が守られている学校であると考えます。
 教育目標の実現のためには、学校と家庭や地域との連携が大切です。最も望ましい連携とは、それぞれがそれぞれの役割を完全に果たすことであると考えられますが、不十分な点は、相互に補完し合って理解していくことが大切と考えます。
 過日、新学習指導要領が告示されました。これまでも子供たちに「生きる力」をはぐくむことを目指してきましたが、これからもこの理念は変わりません。変化の激しいこれからの社会を生きるために、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の知・徳・体をバランスよく育てることが大切と考えます。新学習指導要領の実施に向けての準備も視野に入れつつ、本年度の教育活動を進めていきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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平成19年度の記事
もうすぐ卒業の日  〜みんな成長しました〜  《「学校だより」3月号より》
 校庭のヒカンザクラの濃いピンク色の花がチラホラと咲き始めました。今年も6年生とのお別れの日が近いことを告げているようです。
♪♪♪「ブラジル」が流れてきます。朝、音楽室で6年生が卒業コンサートの練習をしています。はやる気持ちを抑えて、静かに音楽室に入っていきます。毎年、自分たちで計画を立て、進めて来た卒業コンサートも今年で4回目となりました。先生方の指導を仰ぎつつ、感謝の気持ちをお世話になった方々へ伝えたいと一生懸命です。地域の皆様も是非、お出かけください。(行事予定参照)
 5年生は卒業式に向けての合奏や歌の練習に力を入れています。校歌の練習にも心が入ります。日を追うごとにどんどん上手になっていく様子を見て、子どもたちのもっている力は本当にすばらしいと思いました。また、4日には幼稚園のそらぐみ(5歳児)と交流することになっています。4月からはお世話をするという自覚が生まれ、楽しみにしている様子を見てとても頼もしく思いました。
 4年生は、5年生と共に在校生代表で卒業式に参加します。そのための合奏や歌の練習に励んでいます。また、国語の落語の勉強で「寿限無」に夢中です。先日(2月26日)の三遊亭京楽師匠の落語を聴くことができたのは、まさに生きた学習でした。
 3年生は今、地域の安全マップづくりに取り組んでいます。先日、渋谷警察の方の協力を得て、地域を巡って実際に自分たちの目で見て、危険な箇所や安全を確かめてきました。子どもの視線で見ると大人では気付かないたくさんの発見がありました。現在、マップを作成中です。
 2年生は、生き物の冬越しの様子に夢中です。幼稚園のそらぐみさんにも親切に教えてあげています。もう少し暖かくなって無事にカエルが出てくることを心待ちにしています。また、自分たちが飼育してきた小動物のことを「辞典」としてまとめ、そらぐみさんにプレゼントしました。
 1年生は、先日、広尾幼稚園の子供たちに授業の様子を見せてあげました。そして交流給食を行ったり、学校生活のいろいろなことを教えてあげたりしました。みんなちょっと緊張していましたが、先輩として立派な授業態度でしたし、きちんと説明もできました。一年生の成長ぶりをしっかり見ることができました。また、過日、コマのまわし方を地域の小林さんに教わって全員が上手にまわせるようになりました。 
 こうした数々の学習や学校行事が一つずつ終わり、子どもたちの成長を確信できるこの頃は、もうすぐ6年生の卒業の日であることを実感します。
 6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。広尾小学校で過ごす日々も残すところわずかとなりました。一度きりの小学校生活です。自分自身に納得のいく日々を過ごしてほしいと思います。  皆さんの広尾小学校での活躍に感謝し、これからの飛躍に期待します。 
 保護者、地域の皆様、一年間学校へのご理解とご協力本当にありがとうございました。また、過日の研究発表会には多くの保護者のご協力をいただき、本当にありがとうございました。深く感謝いたします。ありがとうございました。
新年を迎えて  〜子年にちなんで〜  《「学校だより」1月号より》
 新年あけましておめでとうございます。皆様おそろいでよい新年を迎えられたことと思います。学校に子供たちの元気な声が戻ってきました。冬休み中は大きな事件や事故もなく、子供たちがそろって元気に登校できたことを大変うれしく思います。校庭では早速なわとびに夢中になっている子供たちの姿がありました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、昨年11月、中央教育審議会教育課程部会から審議のまとめが発表されました。次期学習指導要領の改訂に向けてのポイントが示されています。@改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領の改訂 A「生きる力」という理念の共有 B基礎的・基本的な知識・技能の習得 C思考力・判断力・表現力の育成 D確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保 E学習意欲の向上や学習習慣の確立 F豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実の7つです。現行の学習指導要領でも実践されてきたことですが、さらに「生きる力」の理念を学校・保護者・社会が十分に共通理解して、子供たちに真の力を付けようということだととらえています。
 これまでの広尾小学校の教育もこの理念に基づいて実践してきました。教育の結果はすぐには明確に出ませんが、日常の子供たちの学習、生活、心の成長、そして多くの保護者、地域の皆様からお寄せ頂いた評価から、これからもさらに充実させて実践していく自信を得ることができました。深く感謝しております。具体的な来年度の計画は現在、試案を検討中ですが、一つ一つ課題を解決し、目指す教育目標に向けてとまどうことなく進めていきたいと思います。
 今年は子年です。鼠にまつわる故事名言はたくさんありますが、以下の三つを挙げて今年の決意につなげたいと思います。「大山鳴動して鼠一匹」(前触れの騒ぎばかり大きくて、実際の結果は小さいことのたとえ)、「首鼠両端」(鼠が穴から首を出して右を見たり左を見たりするようなまねをすることから、迷っていて決心がつかないこと)「鼠が塩を引く」(鼠が塩を引くようにきわめて少量ずつで目立たなくても、積もり積もって大量になるということから、些細なことも積もり積もって大事になるたとえ)の三つです。
 新しい年の教育に向けて邁進していく中、「大山鳴動して鼠一匹」に終わらせたり、「首鼠両端」で決断を欠いたりしてはならないと思います。また、「子供たちのために」「子供にとってどうか」を判断基準として小さな課題も「鼠が塩を引く」ように一つずつ解決していきたいと思います。少しずつでも努力の成果を出していけば、やがて大きな成果を生むことにつながるものと信じています。子供たちにとって毎日の学校生活を充実したものとなるよう努力し、「生きる力」の基礎をしっかり付けていきたいと思います。
 今年もすべての子供たちにとって平和で楽しい一年になるよう保護者、地域の方々とともに職員一同、力を注いでいきたいと思います。
みんなで創った学芸会 〜来年に向けてステップアップ〜 《「学校だより」12月号より》
 校庭にサクラやヒノキが赤や黄色に色づいた葉を落としています。登校してきた子供たちが次々に箒や熊手を持ち、落ち葉を掃き集めています。広尾小のほのぼのとした朝の風景です。
 11月23日(勤労感謝の日)に学芸会を開催したところ保護者、地域の皆様、ご来賓の皆様方が延べ520人もおいでくださいました。子供たちがそれぞれの役になりきったり、大道具や照明の仕事に懸命に取り組んだりして、みんなで一つのものを創りあげようとする一生懸命な姿に、「とてもよかった」という声をたくさんいただきました。その他、多くの方から感想、ご意見をお寄せいただきありがとうございました。最後まで多くの方々に観ていただき、子どもたちにとっても、思い出深い一日となるとともに、大きな自信をもてた子もたくさんいたことと思います。これからも自信をもって活動してほしいと思います。
 学校では、子供の発達段階に応じた右のような学年目標を設定しています。今回の学芸会は劇の内容や練習時からの取り組みの姿勢が、各学年の目標に見合ったすばらしいものだったと思います。特に、小学校での最後の学芸会となった5年生と6年生は、一人一人が表現を工夫するとともに大道具・小道具・照明などの仕事も声を掛け合ってよくやっていました。6年生は、最高学年として学芸会全体をリードし、下級生たちのよいお手本となりました。頼もしい限りです。  ・なかよく 元気な 1年生
 ・なかよく 助け合う 2年生
 ・力を合わせて がんばる 3年生
 ・すすんで やりぬく 4年生
 ・協力し合って やりぬく 5年生
 ・最高学年の自覚をもって 行動する 6年生
 今年は大変うれしいことに、全校で劇団四季のミュージカル「ふたりのロッテ」を鑑賞する機会に恵まれました(12月6日)。PTAの多大なご協力(芸術文化積立金等)によるものです。本物の舞台を観ることで、物語に共感したり、歌やおどりの楽しさに感動したり、また一段と子供たちの表現が豊かになるのではと期待しています。
 早いもので今年もあと一ヶ月となりました。学校では今、これまでの教育活動をふり返り、来年度の計画を立てていく「学校評価」の作業に取り組んでいます。授業や様々な活動、学校行事等は、昨年度の反省をもとに、教員一同で知恵を絞って計画を立てて、実施してきたものです。その結果、成果が上がったかどうか、子どもたちの変容が見られたかどうかなど多くの視点からふり返り、改善します。そして、子供たちや地域の実態、学校の環境を考えながら計画を立て、来年度に実践していくために準備し、よりよい教育活動につなげていこうというものです。本年度も保護者や地域の皆様からの「評価」をお願いし、来年度に向けてのお知恵を拝借したいと考えております。是非ご協力くださいますようお願いいたします。
「期待感をもって登校し、快い疲労感をもって下校する」よう、日々の学校生活の充実にこれからも努めていきます。
 一年間、ご理解とご協力、本当にありがとうございました。
よい目をもって 後期の出発! 《「学校だより」10月号より》
「5,6年生の組体操は感動して涙が出てしまいました。」先日の運動会にお寄せいただいた感想の中で何人もの方が書かれていた内容です。延期が続いた運動会でしたが、無事に終了することができました。保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力に深く感謝いたします。ありがとうございました。
「3,4年生の『エイサー』は、踊りも上手で、生演奏(保護者の安廣さんの三線(さんしん)の演奏と歌)で見応えがありました。」「1,2年生の『ニーハオ ウェイ フォン』は動きがゆっくりで難しかったと思いますが、子どもたちは一生懸命やっていました。」「スローガン通り『かがやけ笑顔、全力疾走!』のきびきびした運動会でした。」等、多くの感想や運営面でのご意見をいただきました。次年度に生かせるよう努めます。
 また、係の仕事、演技、応援団、リレー、マーチングバンド、どの場面でも最高学年としての自覚をもって、取り組む6年生の大活躍がありました。6年生の姿を見ながら5年生も立派に努めました。これからの6年生のますますの活躍を期待しています。
 さて、10月10日は目の愛護デーです。目にかかわることわざや慣用句はたくさんあります。「目は口ほどにものをいう」(口で言わなくても、気持ちのこもった目つきは、相手に自分の気持ちを伝えることができる)「目の中に入れても痛くない」(自分の孫や子供がとてもかわいくて、すごくかわいがる様子)「目から鼻へ抜ける」(賢くて行動がすばやいこと)「目を付ける」(特定のものに注目すること)「目くじらをたてる」(人の弱点や小さな欠点をさがしてとがめること)「目が高い」(物事の善し悪しを見分ける力がすぐれていること)「目の上のこぶ」(じゃまで目障りなもの)等々。これらは実際に目がどうかなるものではなく、人の行動や心の様子を表しています。それほど人間の目は表現力があるということです。それでは、動物の目はどうでしょうか。比べてみると人間との大きな違いは、人間には白目があるということです。弱肉強食の世界では白目は的にねらわれやすく生きていくのに不都合なのです。さらに、霊長類の中で白目があるのは人類だけだそうです。それを進化させたことは人間が白目をコミュニケーションのルーツの一つとして積極的に使うためと考えられています。白目があるということは、表情をさらに豊かにし、人の表情によるコミュニケーションを一段と進化させていくものと考えます。 
 さて、今日から後期が始まりました。「目の中に入れても痛くない」子供たちに「目くじらをたてる」ことは極力ひかえ、よいところに「目を付け」て、もっている能力を伸ばし、「目から鼻へ抜ける」ような力と「目が高い」子供を育てていくよう努めます。そして、子供たちとはもちろんですが、保護者の皆様と「目は口ほどにものをいう」ように心と心を結んでともに子供たちのために力を注いでいきたいと思います。くれぐれも「目の上のこぶ」にならないよう気を付けたいと思う次第です。後期もよろしくお願いいたします。
充実した夏休みを 《「学校だより」夏休み直前月号より》
 日頃から学校教育にご理解、ご協力ありがとうございます。
 いよいよ夏休みに入ります。18日には着衣水泳(1、3年生対象)を、19日にはセーフティー教室を実施し、夏休みに向けての行事を終え、無事に夏休みを迎えることができました。前期の中の長い休みですので、学習面や生活面での個人の課題については、個人面談でお知らせします。一人一人が健康で充実した生活がきるよう各ご家庭でも支援をお願いいたします。
 本年度は4月から1,2年生は生活科、3〜6年生は理科の研究実践をしてきました。特に動物や植物にかかわる学習を中心にしてきました。子どもたちは生き物が大好きです。各学級でもいろいろな生き物を飼育・栽培してきました。興味のある子は夏休みを利用して生き物の観察を是非してほしいと思います。ちなみに校長室にはエンマコオロギの幼虫がたくさんいます。飼ってみたい子がいましたら、声をかけてください。おわけしています。
 夏季休業日中の水泳指導は17日間実施します。たくさんの子どもたちに参加してほしいと思います。できるだけプールに出していただいて、自分の目標を目指してがんばらせてください。
 子どもたちが、今年の夏休みは○○をがんばった、△△ができるようになった、と思えるように充実した日々を過させてください。8月30日には、全校のみんなの元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。
生き物とかかわって学ぶ 《「学校だより」6月号より》
 本校では、昨年度から「かかわり合い、認め合い、ともに学ぶ子どもの育成 〜幼稚園・小学校教育の学びの連続性を生かして〜(環境・生活・理科)」を研究主題として校内研究に取り組んでいます。7月までに8回の研究保育、研究授業を実施する予定で進んでいます。この時期の教材といえば動物や植物が中心です。どの学年も動物(昆虫など)や植物を育てたり、観察したり、毎日生き物とかかわっています。
 先日の3年生の研究授業ではモンシロチョウの幼虫の足の数は何本か、という疑問が出されました。12本、14本、16本、18本、20本・・・ん? よく見てみると、とがったものと丸い形のものがあることを発見しました。これから子ども一人一人がこだわって飼育を続け、観察していく中で、この疑問やその他の多くの疑問を子どもたちが自ら解決していきます。また、成虫になったとき、足はどうなるのか、新たな発見があり、成長の変化に驚くことと思います。幼虫の中には途中で死んでしまったり、アオムシコマユバチに寄生されて命を落としたりして無事にチョウになれないものもあることを知っていきます。愛着をもって育てれば育てるほど、チョウまで育つことの難しさや命の大切さ、自然の巧みさを実感し、一人一人が多くのことを理解していくとともに心も成長していくのだということを感じています。
「あっ、ザリガニが脱皮した」「小さい黒いの何?ゴキブリ?(エンマコオロギの幼虫)」「見て見て、暗い方に動いていくよ(カブトムシの幼虫)」「教室で飼いたい」「一匹ほしいな」など校長室の廊下から子どもたちの弾んだ声が聞こえてきます。最近は子どもたちの声が一層多くなったり、保護者の方にも関心をもっていただいたりして、生き物への興味・関心が高まっていることをとてもうれしく感じています。
 5月16日(水)の広尾ランドには、地域の皆さん、近隣の保育園の子どもたち、そしてたくさんの保護者の方々においでいただき、ありがとうございました。「ご案内ありがとうございました。今日は手紙をくれた子にお礼を言いたくて来ました。」といつも青少対でお世話になっているSさんが声をかけてくださいました。手には4年生のMさんからの案内状を持っておられました。Mさんにとっても思いがけない嬉しい出会いでした。
 6月16日(土)は、学校公開・道徳授業地区公開講座です。道徳の授業をもっと多くの方々に参観していただきたいと考え、これまで2月に行っていたのを6月の土曜日に実施することになりました。5時間目には人権メッセージの発表会も予定しています。是非お出かけください。地域の方や保護者がたくさん学校においでくださることは子どもにとっても学校にとてもうれしく、励みになります。子どもたちの健やかな成長は地域の方や保護者に支えられているということを実感できる一日でもあります。
新たな第一歩を 《「学校だより」4月号より》
 東京では19年ぶりに4月の雪が降ったそうですが、校庭の桜が満開となり、花壇も花でいっぱいです。いよいよ新学期を迎えました。
 立派に成長した卒業生を送り出し、本日、元気な1年生を迎えました。
昨年度と同じく、7学級でのスタートとなりました。学校は入学・進級の喜びと期待、希望に燃える子どもたちの笑顔であふれています。学校も子どもたちも新たな気持ちで第一歩を踏み出しました。
 今年度から教育目標を毎月の学校だよりに載せることにしました。昨年度の保護者アンケートから教育目標があまり知られていないということがわかりました。保護者の皆様にもぜひ親しんでいただくとともに、教職員一同、力を合わせて教育目標の実現に努めていきます。
「子どもたちが、期待感をもって登校し、快い疲労感をもって下校する。」充実した生活を過ごせる学校、保護者や地域の方々が子どもを安心して通わせることのできる学校として日々努力していきます。
 充実した学校生活は、一人一人の子どもをよく理解し、子どもと教師、子ども同士お互いが共感しあえる仲間であること、よい授業、よくわかる授業を行うこと、そして、子どもの発達段階に応じた基礎的、基本的な学力を確実に身に付けることができる学校、いじめや不登校がなく心の安定や身体の安全が守られている学校でこそ実現できるものと考えます。目指す教育目標の実現のためには、学校と家庭や地域との連携が必要です。最も望ましい連携とは、それぞれがそれぞれの役割を完全に果たすことであると考えられますが、不十分な点は、相互に補完し合って理解し合っていくことが大切と考えます。そして、子どもたちにとっては、通ってよかった広尾小、保護者にとっては、入れてよかった広尾小、職員にとっては、勤務してよかった広尾小と言えるように努めていきたいと思います。
 本年度は、新たに2人の「主幹」が誕生いたしました。特別支援教育も始まります。また、2月には渋谷区研究推進校として、9年ぶりの研究発表を行います。
 昨年度は学校創立90周年で同窓会をはじめ、地域の皆さん、PTAの方々にご協力いただきました。今年度は、新たな決意をもって90周年からの第一歩を踏み出し、子どもたちが一日一日を充実感をもって生活できるよう努力していきます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
いさつ んぜん としまつ いさつ んぜん としまつ
平成18年度の記事
卒業おめでとうございます 《「学校だより」3月号より》
 今年もまた別れの季節がやってきました。校庭に咲くヒカンザクラや沈丁花の香りにその時期が来たことを実感します。
 6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、たくさんの思い出をありがとうございました。本年度は、学校創立90周年という記念すべき年で、周年の行事にかかわって活躍する6年生の姿には目を見張るものがありました。広尾小学校で過ごす時間も残すところわずかとなりました。広尾小学校で学んでよかった、このクラスでよかったと思えるよう、一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。
 さて、先日「おもしろ科学教室」が開催されました。この教室は、文部科学省から委託を受けた独立行政法人科学技術振興機構の理科大好きコーディネーターの皆さんが企画運営してくださって実現しました。「私は人間万華鏡が一番おもしろかったです。たくさん自分がいて、前からも横からも後ろからも見えました。友達と入って二人でやって楽しかったです。」「ふだん学校では決められた実験をやるけど、今日はプラズマランプとかだまし絵とか初めてやるものばかりでした。その中でも『バレリーナのひみつ』はおもしろかったです。」「Tさん(コーディネーター)のやっていることは子どもを喜ばせるという大切なことをやっていてすごいかっこいいと思いました。」など、5年生、6年生の感想です。不思議に思って何回も何回も繰り返し実験している子、友達と一緒にあれこれ試しながら楽しんでいる子、一生懸命説明しようとする子、夢中になって取り組むそれぞれの子どもの姿がありました。中には偶然一緒になった幼稚園の子にやさしく教えている3年生の姿もありました。みんなとても楽しかったらしく、「もっとやっていたい。」「また、来たい。」と言いながら、会場を去るのが残念という様子が見られました。一時、子どもの理科嫌いが言われましたが、子どもは理科を嫌いではありません。大好きです。(本校の校内研究の実態調査他による)子どもの頃、このような自然の不思議やおもしろさを体験することはとても大切だと思うのと同時に、学校は子どもが夢中になって取り組むような授業を工夫していくことの大切さを痛切に感じ、私たち教師も多くのことを学ぶことできました。将来、広尾小学校から大発明家が誕生するかも知れないと密かに期待しているところです。
 さて、保護者、地域の皆様、一年間学校へのご理解とご協力本当にありがとうございました。6年生には広尾小学校で学んだことを誇りに思い、将来「ふるさと広尾」を懐かしく思い出してほしいと思います。また、困難に打ち勝つ強い心と相手の心の内を分かってあげられる広い心、そして、明日への希望をもってさらに前進してください。
 卒業おめでとう!
新年を迎えて 〜亥の故事名言に学ぶ〜 《「学校だより」1月号より》
 新年、明けましておめでとうございます。
 子どもたちの元気な声が学校にあふれています。冬休みの間、特に大きな事故もけがもなく、みんな元気に登校できたことは本当にうれしく思います。
 今年は亥年です。亥にまつわる故事名言を引き合いに出しながら、広尾小学校の教育の充実に向けての思いをお伝えしたいと思います。
 一つ目は「一龍一猪(いちりょういっちょ)」という言葉です。これは唐の詩人・韓退之の言葉ですが、人間は子どものころはそう変わりなくても、学問をするとしないでは年とともに大きな違いが出てくるという意味です。小学校教育がいかに大切かということを思います。学校は「授業がよく分かる」「学びたい、やってみたいという欲求が満たされる」「自分が大切にされているという実感がもてる」「きまりを守り仲良く生活できる」「健康で明るい生活ができる」「毎日が楽しい、学校が楽しい」等が実感できる充実した学校生活が送れるよう、さらに努力を重ねていくことが求められています。それと同時に子どもたちには、努力することは自分の生活をより豊かにすることができることを知り、ものごとをやりぬく強い意志をもち、たくましい体をつくって、自分の可能性を信じて進んでほしいと思います。
 二つ目は、おなじみの「猪突猛進(ちょとつもうしん)」です。ここ数年、小学校教育の充実を図る様々な条件整備が行われてきました。少人数指導、英語活動、二学期制、スクールカウンセラーの配置、特別支援教育等、学校においては、日々の授業はもちろんのこと心の教育や特色ある教育活動や学校行事の充実、施設・設備の充実等です。よりよい成果を求め、目指す目標に向かって時には猪のように向こう見ずに一直線に突っ走ってもよいのではないでしょうか。「誰かがやるだろう」から「私がやります」、実現に向けての「参加」から「参画」へ「遠くを見る」ことから「足もとを見る」ことへの脱皮を図っていきたいと思います。
 三つ目は「遼東の豕(りょうとうのいのこ)」という言葉です。世間ではありふれていることを知らずに、自分ひとりが得意になるという意味です。学校が目指す目標に向かってがんばって得られた成果は、学校だけの力によるものではなく、保護者、地域、それぞれの関係諸機関の方々のお力によるものであることを決して忘れてはいけないと思うのです。
 故事名言を頭に思い浮かべながら、今年もがんばっていきたいと思います。
 今年がすべての子どもたちにとって平和で楽しい一年になるよう保護者、地域の方々とともに職員一同、力を注いでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
次代に継ぐもの 《「学校だより」12月号より》
 一年生の元気のよい第一声で、子どもたちの「よろこびのことば」が始まりました。各学年の呼びかけとともにその内容にふさわしい歌を合唱しました。昔を懐かしく思い出させる6年生の「ふるさと」、戦争の苦しい時代の心の絆を思い起こさせる4年生の「ビリーブ」、戦後の混乱から明日への希望をイメージさせる5年生の「トゥモロー」、将来を夢見る1,2年生の「夢はともだち」、みんなでつくる現在の学校を思って歌う3年生の「みんなのマーチ」、最後は今日の喜びを歌い上げる全校合唱と合奏の「よろこびの歌」、どの学年の言葉も歌も聞く者の胸を熱くするものがありました。お客様からも感動の言葉をたくさんいただきました。
 素晴らしい秋晴れに恵まれ、去る11月18日に学校創立90周年の記念式典を行うことができました。桑原区長さんを始め、たくさんのお客様をお迎えし、緊張しながらも子どもたちは精一杯の喜びの気持ちを表現できました。保護者、地域の皆様ご協力本当にありがとうございました。
 90周年にかかわる諸行事、学校の特色や歴史を調べる学習を通して子どもたちは多くのことを学びました。「ひかり めぐみ かおり あふれる広尾小」と校歌にも歌われ、スローガンにもあげたように、広尾小学校のよさや歴史を改めて知ることができました。また、つらいことにもめげない広尾魂、先輩方がつくってこられた校風、地域の方々や同窓生、保護者の広尾小学校に対する強い思い、そして、この学校で学んでよかった、この地域に生まれ育ってよかったということを実感できたのではないかと思います。子どもたちの心の中に確実に「ふるさと広尾」が刻み込まれたものと思います。
 子どもたちが自分のよさを生かし、夢をもち、夢の実現に向かって自らを高めていくことのできる力をつけるとともに、諸先輩の残した輝かしい伝統と校風そして、地域や卒業生の思いを次代に引き継いでいってほしいと思います。
 一年の終わりの月を迎えました。学校では今、「学校評価」といって、これまでの教育活動をふり返り、来年度の計画を立てていく作業に取り組んでいます。また、本年度も「外部評価」を実施し、保護者や地域の皆様のお知恵を拝借したいと考えております。是非ご協力くださいますようお願いいたします。一年間、ご理解とご協力、本当にありがとうございました。
夢と感動をありがとう 〜 子どもたちそして東京ヤクルトスワローズ 〜 
               《「学校だより」10月号より》
 心配していた台風の影響もなく、3年ぶりに予定通りに運動会を実施することができました。多くの保護者や地域の方々が子どもたちに声援をお送りくださりありがとうございました。子どもたち一人一人が自分の種目や応援等に精一杯がんばる姿は、見ている人たちに胸に迫る熱いものを感じさせます。1年のダンシング玉入れはかわいらしさの中にも心を打つものがありました。2年生の「大玉送り」は大接戦で、子どもたちのたくましさを感じました。3,4年生の「大江戸東京音頭」は緊張しながらも楽しそうに踊り、全体の息もぴったりでした。5,6年生の組体操は見事に決まりました。ずっと練習を見てきた私としては、本当によくやったと大きな拍手を送りました。マーチングバンドも多くの方から「すばらしかった」とほめていただきました。うれしいことです。
 今年の運動会は何といっても6年生の大活躍がありました。係の仕事、5年生と一緒の演技、応援団、リレー、マーチングバンド、どの場面でも最高学年としての自覚をもって、取り組むことができました。6年生の姿を見ながら5年生も立派に努めました。運動会が終わった後には5年生も6年生も自信に満ちた表情があり、成長を感じました。こうした子どもたちの姿は私たちに大きな感動を与えてくれました。
 9月28日には、東京ヤクルトスワローズの古田監督、城石内野手、福川捕手、宮出外野手、志田外野手、館山投手、坂元投手の7名が広尾小学校を訪問してくださいました。オープニングは3,4年生の「大江戸東京音頭」でお迎えしました。監督の挨拶に続いて、各選手から子どものころどんなことをしていたか等のお話がありました。ちなみに古田監督は小学校1年生のころからお母さんに言われて、毎朝牛乳1リットルを飲み、食パン一斤を食べて学校へ行ったそうです。それで丈夫で大きな体に成長したのですね。他の選手の方も「しっかり食べること」の大切さや「最後まであきらめないこと」「しっかり勉強すること」など話してくれました。給食は各教室に一人ずつ入っていただき、子どもたちと交流しました。
子どもたちは大喜びでした。「一緒に給食を食べてうれしかった。」「選手の話が間近で聞けてよかった。」「背が高くてびっくりした。」「選手と直接話ができてよかった。」「野球の選手に会うのは夢のようだった。」「野球はあんまり知らなかったけど、今度からヤクルトを応援する。」「これからもがんばってほしい。」「また来年来てほしい。」などいろいろな感想を書いていました。この学校訪問で東京ヤクルトスワローズ監督・選手の皆さんは子どもたちに夢と感動を与えてくれるとともにスポーツへの興味・関心をもたせてくれました。本当にありがとうございました。これからのますますのご活躍を祈ります。
 さて、前期も終わりとなりました。保護者の皆様には学校の教育活動に対して、ご理解、ご協力をいただき感謝しております。4,5日と秋休みになり、その後3連休になります。10月10日が後期の始業式です。後期もよろしくお願いいたします。
健康で充実した夏休みを 《「学校だより」夏休み直前号より》
 暑い日が続いていますが、子どもたちは暑さに負けず元気に過しています。暑い時には汗をかくことは人間の体にとって、とても大切なことです。校庭で遊んだ後、教室に入るとスーと涼しくなります。クーラーのありがたさを実感しています。
 過日の「おたのしみまつり」は子どもたちにとって、とても楽しい会でした。地域や近隣小学校のPTAの方々からも「すばらしい」と、満足の様子のお声をいただきました。準備期間が短かったにもかかわらず、子どもたちの心に残るPTA行事となりました。会長さんはじめ、中心となって動いてくださった役員の皆様、そしてご協力いただいたすべての保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 いよいよ夏休みに入ります。無事に夏休みを迎えることができました。前期の中の長い休みですので、学校でも過し方ついては指導したところです。学習面で理解が不十分であったり、個人の課題については、個人面談でお知らせしたり、サマースクールで学習したりします。また、一人一人が健康に生活できるよう各ご家庭でも支援をお願いいたします。
 本年度も、夏季休業日中の水泳指導は17日間実施します。今年は渋谷区水泳連盟の方々にご指導をお願いしました。本校の教職員と一緒に指導していただきますので是非たくさんの子どもたちに参加してほしいと思います。できるだけプールに出していただいて、自分の目標を目指してがんばらせてください。すでに各ご家庭で夏休みの計画をお立てのことと思いますが、子どもたちが、今年の夏休みは○○をがんばった、△△ができるようになった、と思えるように充実した日々を過させてください。日頃から学校教育にはご理解、ご協力ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
地域・保護者に支えられて 《「学校だより」6月号より》
 朝から子どもたちがとても張り切っています。友達と協力して机やいすを運んだり、大掛かりなセットを準備したりと大忙しです。誰に言われなくてもどんどん自分から取り組んでいます。
「こんなにきれいな字で書いた招待状をいただいたので、書いてくれた子にお礼を言いたくて来ました。」「毎年、お手紙をいただいて、今年はやっと来ることができました。」など歴代の校長先生、地域の方々がそうおっしゃって5月17日の広尾ランドに来てくださいました。また、近隣の保育園児たち、そしてたくさんの保護者の方々、みなさんありがとうございました。
 広尾ランドは2〜6年生の子どもたちが計画し、実施しています。1年生の歓迎会と地域の方々とのふれあいをねらいとしています。新学期を迎え、新たな先生や友達との出会いがありました。スタートとしての学級づくりがもう一つのねらいです。各学級で相談してお店やゲームを計画しました。どの子も一生懸命自分の役割を果たしていました。お客さんがみえると子どもたちの張り切り方が違います。言葉遣いも違います。よく考えてお客さんに喜んでもらえるように、丁寧にわかりやすく対応しています。普段の学校生活とは違った意外な一面を見ることもできました。こうしたかかわり合いの中で、子ども一人一人がそれぞれ何かを学び取って成長していくのだということを感じています。
 6月17日(土)は、学校公開・土曜授業参観日です。全校朝会から6校時のクラブ活動まで参観していただきます。ご都合のよい時間にお出かけになって、お子さんの様子をご覧になってください。授業で課題に真剣に取り組んでいる姿や休み時間やクラブ活動はどんなことをやっているのか等、多くの保護者、地域の皆様に学校へおいでいただき子どもたちの学習や生活の様子をご覧いただきたいと思います。
 地域の方や保護者がたくさん学校においでくださることは、子どもにとっても学校にとっても、うれしく励みになります。子どもたちの健やかな成長は地域の方や保護者に支えられているということを実感できる一日でもあります。
 さて昨年度から2学期制になりましたので、通知表は学期の終わり(10月と3月)の2回お渡しします。通知表とは別に全学年で国語と算数の補助簿を作成し、一人一人の学習の様子をもう少しこまめに各ご家庭にお知らせします。各単元の終了後に、学習のねらいに対しての達成状況と子ども自身の自己評価を記入したものです。目を通していただき、学習の様子や課題を確認していただくとともに、子どもたちをほめたり励ましたりしていただければと思います。
充実した創立90周年を 《「学校だより」4月号より》
 校庭の桜が満開となって、希望に満ちた笑顔の子どもたちを迎えました。入学、進級 おめでとうございます。本日、元気な一年生32名が入学しました。上級生もみんなうれしそうです。
 「子どもたちが、期待感をもって登校し、快い疲労感をもって下校する。」充実した生活を過ごせる学校、子どもが大切にされ、保護者や地域の方々が子どもを安心して通わせることのできる学校を目指して日々努力していきます。
 本年度は広尾小学校創立90周年を迎えます。本校では、地域に根ざした伝統ある学校として、子どもたち、保護者、同窓生、地域の方々とともに周年を祝い、感謝したいと思います。
 広尾は地域の方々が子どもたちのために、広尾小学校のためにと力を貸してくださる街です。こんなすばらしい街はなかなかありません。子どもたちも将来は地域のために力を尽くすことができるような大人になってほしいと願っています。そして、「広尾」を心のふるさととして大きく羽ばたいてほしいと思っています。90周年という記念すべき年に在学していてよかったと思えるような充実した一年を過ごせるよう努めていきます。
 本年度は昨年に引き続き以下のような教育目標を掲げ、教職員一同、力を合わせて目標の実現に努力します。
教  育  目  標
      ともに学び ともに生きる広尾の子を育てる
   ○ よく考える子  ○ 心豊かな子  ○ 元気な子
 友達や家族、地域の人、さらに自然や世界の人々・・・とともに、多くの人や自然、社会とかかわって、数多くの体験をし、自分の持てる力を最大限に発揮して学ぶ中で大きく成長して欲しいと願っています。
 教育目標の実現のためには、学校と家庭や地域との連携が必要です。望ましい連携とは、お互いがそれぞれの役割を十分に果たすことと考えますが、足りないところは、相互に補完し、理解し合っていくことが大切と考えます。
 学校も子どもたちも新たな気持ちで第一歩を踏み出しました。子どもたちの一日一日が充実したものであるよう努力していきます。
 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
あいさつ あんぜん あとしまつ あいさつ あんぜん あとしまつ
平成17年度の記事
もうすぐ卒業式〜下級生に伝えたいことを〜 《「学校だより」3月号より》
 朝、チャイムが鳴るのを待っている子どもたちの中から「あっ咲いている。先生、見て、見て。」と弾んだ声が聞こえてきました。指の先には咲き始めたヒカンザクラの花がありました。ひんやりとした空気の中に春の香りが入り込み、卒業が間近なことを告げているように思いました。
 三階の音楽室から「シング・シング・シング」が流れてきます。はやる気持ちを抑えて、静かに音楽室に入っていきます。6年生が卒業コンサートの朝練習をしています。別の日には5年生が校歌の練習に力を入れています。どちらも日を追うごとにどんどん上手になっていく様子を見て、子どもたちのもっている力は本当にすばらしいと思いました。
 3,4年生は今、学年ごとに地域の安全マップづくりに取り組んでいます。先日、地域を巡って実際に自分たちの目で見て、危険な箇所や安全を確かめてきました。子どもの視線で見ると大人では気付かないたくさんの発見がありました。
 2年生は、モンゴルの方にお願いして馬頭琴の演奏会を開きました。この会には近隣の常磐松小学校や臨川小学校の2年生も参加し、3校一緒にすばらしい馬頭琴の音色にしばし豊かなひとときを過ごしました。本物に触れることは感動を伴います。
 1年生は、先日、広尾幼稚園の子どもたちと交流給食を行ったり、一緒に遊んだりしました。その後、幼稚園児の授業参観もありました。みんなちょっと緊張していましたが、先輩として立派な授業態度だったり、きちんと説明したりしました。一年生の成長ぶりをしっかり見ることができました。
 こうした数々の学習や学校行事が一つずつ終わり、子どもたちの成長を実感できるこの頃は、6年生とのお別れの日が近いということを思います。
 6年生の皆さんご卒業おめでとうございます。広尾小学校で過ごす日々も残すところわずかとなりました。二度と来ない小学校生活です。その締めくくりとして自分に納得のいく毎日を過ごしてほしいと思います。そして、皆さんのこれまでの経験の中から「今、下級生に伝えたいこと」を言葉で、あるいは学習や生活態度で、是非伝えていってください。
6年生の皆さんの広尾小学校での活躍に感謝し、これからの活躍に期待します。 
 保護者、地域の皆様、一年間学校へのご理解とご協力本当にありがとうございました。
広尾小学校は、来年度、創立90周年を迎えます。今後ともよろしくお願いいたします。
新年を迎えて〜忠犬ハチ公に思いを寄せて〜 《「学校だより」1月号より》
 「あけましておめでとうございます。」と子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。
 今年は戌年です。犬に関することわざには「犬も歩けば棒に当たる」「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」「犬も食わぬ」「犬猿の仲」「犬も尾を振る」など私たちの日常生活を振り返って気付かせてくれるものがたくさんあります。また、犬に関する話では、人工衛星に乗って宇宙に飛び出した最初の動物が犬であったことや南極で一年間過ごした樺太犬のタロとジロのことを思い出します。しかし、ここ渋谷ではなんといっても秋田犬の「忠犬ハチ公」の物語です。今年は年賀はがき(東京都版)にも登場しました。
 「ハチ公は大正12年(1923年)11月20日秋田県大館市に生まれ、生後3ヶ月で渋谷に住む東大農学部の上野英三郎教授にもらわれました。朝夕渋谷駅に愛犬家の教授を送迎するのを日課にしていました。ところが、大正14年(1925年)5月に教授が脳溢血で倒れ、亡くなったため、ハチ公は親戚に預けられました。ハチ公は教授の旧宅や渋谷駅に帰らぬ主人を待ち、一日も渋谷駅を離れることがなかったのです。」というこのエピソードが、「いとしや老犬物語」として昭和7年(1932年)に新聞に紹介され、人々に大きな感動を与え、「忠犬ハチ公」は全国に知られるようになりました。戦前の小学校の教科書にも取りあげられ、歴史に残る名犬となりました。それ以後、渋谷の名物となっています。「忠犬ハチ公が渋谷駅に通っていた本当の理由は何か?」などこの話にはいろいろな説があると聞いています。ハチ公が10年以上も渋谷駅に通っていた真意のほどは誰にもわかりませんが、ハチ公が駅の利用客や駅員など多くの人々にかわいがられ、愛されていたのは事実でしょう。子どもは「あっ、ハチ公だ。」と駆け寄り、大人もハチ公に話しかけ、どんなにか心を癒されていたことかと思います。ハチ公の存在はみんなに心の温かさや豊かさ、思いやる心を運んでくれたと言えます。動物と関わることは人の心に様々なよい影響を与えるというのは昔も今も変わらないものだなと感慨深く思います。
 「忠犬ハチ公」の銅像が平和・国際都市渋谷のシンボルとしてあり、自然と文化と安らぎの街であるように、自然や生き物を大切にし、日本や外国の文化を重んじ、お互いが優しい言葉をかけ合えるような広尾小学校でありたいと思います。
 昨年は子どもがターゲットになった大きな事件がたくさんあり、大変心を痛めました。冬休みの間、特に大きな事故もけがもなく、元気に登校できたことは本当にうれしく思います。今年はすべての子どもたちにとって平和で楽しい一年になるよう保護者、地域の方々とともに職員一同、力を注いでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
来年へのステップ  《「学校だより」12月号より》                   
 各学年の演技が終わり、いよいよ「終わりの言葉」になりました。「初めて学芸会に参加した1、2年生のみなさん、学芸会はどうでしたか?」という6年生のMさんの質問に一斉に「楽しかったぁ」の元気な声が返ってきました。11月26日(土)に学芸会を開催したところ保護者、地域の皆様、ご来賓の皆様方が延べ568人もおいでくださいました。また、たくさんの感想、ご意見をお寄せいただきうれしく思います。子どもたちがそれぞれの役になりきってみんなで一つのものを創りあげようと一生懸命に演じる姿に、「感動した」の言葉をたくさんいただきました。そして、学芸会の最後まで多くの方々に観ていただき本当にありがとうございました。子どもたちにとっても、すばらしい思い出の1ページができました。 
 一年の終わりの月を迎えました。学校では今、「学校評価」といって、これまでの教育活動をふり返り、来年度の計画を立てていく作業に取り組んでいます。
 学校が実施してきた授業や様々な活動、学校行事等は、それぞれの担当が昨年度の反省をもとに、原案を提案し、みんなで知恵を絞って計画、実施してきたものです。昨年と全く同じ計画で実施した活動はありません。そして効果が上がったかどうか、子どもたちの変容が見られたかどうかなど多くの視点からふり返り、よりよい教育活動につなげていこうというものです。どの子も毎日楽しい思いで学校に来ているのか、広尾小の子どもたちにとって本当に必要なのはどのような力か、どういう能力を伸ばしてあげたらいいのかなど、子どもたちや地域の実態、学校の環境を考えながら計画を立て、来年度に実践していくための準備を始めています。
 本年度も「外部評価」を実施し、保護者や地域の皆様のお知恵を拝借したいと考えております。是非ご協力くださいますようお願いいたします。
 他県ですが、下校時に事故が起きています。あってはならないことですが、私たちの身の回りでも決してないとは言い切れません。学校でも@登下校はできるだけ友達と一緒に登校したり下校したりする。A知らない人に声をかけられたら、「いか(行かない)の(乗らない)お(大声を出す)す(すぐ逃げる)し(知らせる)」など繰り返し指導しています。ご家庭でも子どもの安全のためにできる限りの配慮をお願いいたします。また、子どもたちに聞いたところ、防犯ブザーを携帯している子は半数強でした。是非携帯するようお願いいたします。
 毎朝、校庭にサクラやヒノキが赤や黄色に色づいた葉を落としています。登校してきた子どもたちが次々に箒や熊手を持ち、落ち葉を集めています。このような子どもたちの姿は木の葉がなくなるまでしばらくの間、広尾小の朝の風景となります。ほのぼのします。
一年間、ご理解とご協力、本当にありがとうございました。 
かかわりあって学ぶ  〜後期の出発に当たって〜 《「学校だより」後期号より》
 秋休みを終え、季節はすっかり秋になりました。10月も半ばとなるとそろそろ紅葉の季節がやってきます。紅葉、黄葉前線は最低気温が10度を切ると南下するそうです。
 今日から後期が始まりました。みんな元気に登校しました。
 前期の大きな行事であった運動会には子どもたちへのたくさんの賞賛や感動の言葉、学校への感謝の言葉をお寄せいただきありがとうございました。その中で、ご意見として幼稚園との合同運動会について、一緒にやって成長の様子がわかりとてもよかったというご意見をいただきました。一方、合同運動会は必要ないのではないかというご意見もいただきました。幼稚園との合同運動会は当日だけでなく教育活動の一環としてそこに至るまで、たくさんのかかわり合いをもって進めています。例えば、ボランティアクラブの子どもたちや5年生はクラブ活動や総合的な学習の時間に園児とふれあう機会をもっています。水泳指導では低学年とお互いに見合うような機会をもってきました。運動会の練習では係の6年生が休み時間を利用して幼稚園児に全校ダンスを教えました。うれしそうな顔で幼稚園へ急ぐ6年生、「今度いつ来るの?」と次の練習を心待ちにする幼稚園児の姿がありました。また、鼓笛隊の練習では特別ゲストとして園児を招き、演奏を聴かせてあげました。園児は口々に金のラッパにさわりたい、あれ(指揮者)になりたいなど言っていました。声をかけ、優しくラッパにさわらせてあげている6年生がいました。園児が参加しての全校練習では、1年生がちょっと先輩の顔になってとてもしっかりやっていました。さすがに1年違うと成長の様子がよくわかります。高学年の係の子どもたちが大玉送りや応援練習で危険のないように園児に配慮していました。
 小さな子どもに親切にしたり一緒に遊んで楽しませたりという経験は小学校の子どもたちに「自分が必要とされている」「自分が頼られている」という実感をもたせることができます。また、どうしたらうまく伝えられるか、どうしたら楽しんでもらえるか、といろいろ考えて接しています。したがって運動会のような大きな行事の中でもさりげなく言葉をかけることができます。そうした中で、相手を思いやる心や人に優しくする心が大きく育っていくことを期待しています。高学年の姿を下の学年の子どもたちは見て学んでいます。園児から見ると小学生は憧れのお兄さんお姉さんなのです。お兄さんお姉さんのやることを実によく見ています。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 10月9日には氷川地区の運動会がありました。今年は広尾小学校の鼓笛隊の出場する番でした。秋季休業日中でしたが、5,6年生の半数の39人が参加してくれました。ご協力ありがとうございました。今回はリコーダーをなくし、5年生もトランペットを持ちました。鼓笛隊としてはいつもより少人数にはなりましたが、迫力のある演奏ができました。地域の行事に参加することにより、地域の方々に広尾小学校の教育を知っていただくとともに子どもたちがこの地域に住む一員として地域の熱い思いを感じ取ってくれたらと思います。
 子どもたちが学校で友達とかかわって学ぶことはもちろん、併設の幼稚園や地域の方々とかかわる体験を重ねることによって、これから成長していく上で大切なことを学んでいくものと考えます。後期もよろしくお願いいたします。
一人一人が輝く  《9月の「学校だより」より》
 今年は例年より二日早く学校が始まりました。今年も子どもたちの日焼けした顔と元気な声が学校に戻ってきました。夏休み中に大きな事故やけがもなく、全員が元気に過ごせたことを大変うれしく思います。
 学校のプールには延べ946人が参加しました。昨年度達成できなかった自分の目標とする水泳の級を目指してプールに通った子も多かったようです。富山臨海学園も日光高原学園も無事に終了いたしました。施設開放のプールには、子どもたちはもちろんのこと親子連れや大人の方が参加していました。また、各地区や町会、渋谷区の行事にも多くの子どもたちが参加しました。地域やPTAの方々のご協力により、こうした行事が安全に行われ、継続できることを深く感謝いたします。
 今年の夏は、理科の臨地研修会に参加する機会を得、横須賀市にある大きなビオトープ「トンボの国」を見学に行きました。トンボが飛び、池にはザリガニがたくさんいました。童心に返ったような気持ちを味わいました。トンボを追っていると、緑の中にひときわ目立つ赤紫の花が目に入りました。萩の花です。万葉の時代から愛好されて、日本のいたるところにある萩ですが、その花言葉は「内気・思案」です。花が咲いていないときは本当に目立たないと思っていましたが、花をつけると今までひっそりとしていたのがうそのように、にぎやかに輝いて見えるのです。  各学級にも目立たない、おとなしい子がいます。個性的でよいものをもちながらも、多くの目が目立つ子にいってしまいがちになります。でも、萩のように目立つ時期が必ずある、その子が輝くときがきっとあると私は信じています。だれにも必ずよいところがあります。学校教育の中でその子のよさを引き出し伸ばしていくことが大切であることを改めて感じました。
 9月は大きな行事としては運動会があります。5、6年生を中心に全体が動いていきます。特に6年生の学校のリーダーとしての活躍に期待します。一人一人が自分のよさをみつけて、目指す目標をもち、自信をもって取り組んでもてる力を発揮して、輝いてほしいと思います。
 この夏、地震や台風の被害が全国のあちこちでありました。私たちも、いつどのような災害に見舞われるかわかりません。9月1日は「防災の日」です。学校では先にお知らせしたように引き渡し訓練を実施いたします。この機会に各ご家庭で、災害にあったときはどのように行動し、連絡を取り合うかなど話し合っておかれるとよいと思います。
 夏休み中に体育館、視聴覚室、特別教室などの工事が行われました。まだ、完全に終わっていないところもありますが、授業には差し支えありません。
 今年度から二学期制になりましたので、9月は前期のまとめの時期になります。一人一人の輝いたことをお伝えできるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします。
 なお、過日、区の広報誌でお知らせがありました「放課後クラブ」については、現在、9月の下旬(運動会後)に開設の予定で細かい部分について打ち合わせをしています。詳しくは保護者会で説明いたしますので、是非ご出席ください。
一人一人の学びを支えていくために 《6月の「学校だより」より》
 「鳥の鳴き声が聞こえるよ。」「あっマムシグサ ここにもある。」「ハナイカダっておもしろいね。」など子どもたちの発見の喜びの声が聞こえてきます。5月25日〜27日の4年生の山中移動教室で自然観察を行ったときのことです。eタイムの学習で自分のテーマをもち、資料等を使って調べたことを現地で自分の目で確かめ、実体験を通して課題を解決しました。1時間30分ほどの時間を学園の林の中を探索したり、同じテーマをもった友だちと情報交換をしたりして、夢中で自分の課題に取り組みました。集団生活も大変立派にできましたが、ここでの学習は子どもたちにとっても忘れられない学習となったことでしょう。
 さて、本年度から2学期制になり、通知表は学期の終わり(10月と3月)の2回お渡しすることになります。そこで、一人一人の学習の様子をもっとこまめに各ご家庭にお知らせすることにしました。具体的には、全学年で国語と算数の学習について単元の終了後に学習のねらいに対して達成状況はどのようであったかということと、子ども自身の自己評価を記入した補助簿を作成してお知らせします。すでにお渡しした学年がほとんどですが、是非目を通していただき、学習の様子や課題を確認していただくとともに、子どもたちをほめたり励ましたりしていただければと思います。
 6月18日(土)は、学校公開・土曜授業参観を実施します。本年度は朝から6校時のクラブ活動まで参観していただきます。ご都合のよい時間にお出かけになって、お子さんの様子をよくご覧になってください。授業では考えていないように見えても課題に真剣に取り組んで、自分の体験や経験をフルに生かしながら考えているのです。また、休み時間やクラブ活動はどんなことをやっているのか等、是非、多くの保護者、地域の皆様に学校へおいでいただき子どもたちの学習や生活のようすを見ていただきたいと思います。
 先日(5月18日)の広尾ランドには桑原区長さんを始め、たくさんのご来賓の方々、保護者、地域の皆様においでいただき本当にありがとうございました。子どもたちはみんな生き生きと活動していました。特に6年生にとっては最後の広尾ランドでした。これまでの経験を生かして工夫をこらしたお店を出し、下級生からも尊敬の眼差しを受けていました。1年生もとても楽しんだようです。
 これからも地域とともに歩む学校を目指して教育活動を進めていきたいと思います。
新年度を迎えて《4月の「学校だより」より》
 校庭の桜が咲きそろい、子どもたちの希望に満ちた笑顔とともに、本日、元気な一年生を迎えました。入学、進級 おめでとうございます。昨年度と同じく8学級でのスタートとなりました。
 本年度から、従来の教育目標を変えて、以下のように子どもたちにもわかりやすい表現にしました。教職員一同、力を合わせて教育目標の実現に努めてまいります。
 本校の教育目標は以下のようです。
ともに学び ともに生きる広尾の子を育てる

    ○ よく考える子  ○ 心豊かな子  ○ 元気な子
 友達や家族、地域の人、さらに自然や世界の人々・・・とともに、多くの人や自然、社会と関わって、数多くの体験をし、自分の持てる力を最大限に発揮して学ぶ中で大きく成長して欲しいと願っています。そのことは、人間尊重の精神の醸成や国際社会に生きぬく資質を身に付けたよき社会人の育成、心身ともに健康で人間性豊かな広尾小学校の子どもを育てることに通じると考えています。教育目標の実現のためには、学校と家庭や地域との連携が必要です。最も望ましい連携とは、それぞれがそれぞれの役割を完全に果たすことであると考えますが、不十分な点は、相互に補完し、理解し合って連携していくことが大切と考えます。
「子どもたちが、期待感をもって登校し、快い疲労感をもって下校する。」充実した生活を過ごせる学校、子どもが大切にされ、保護者や地域の方々が子どもを安心して通わせることのできる学校を目指して日々努力していきます。
 また、本年度から学校二学期制が始まります。すでに説明会でお話ししましたが、渋谷区では平成16年度に「二学期制試行校」を指定し、二学期制について実践を通して検討してきました。「きめ細かな指導と評価」「夏休み中の学習の継続」「柔軟な学校行事の実施」など具体的な実践が報告されています。
 本校では、地域に根ざした伝統ある学校として「基礎的・基本的内容の定着を図り学び方を身に付けることのできる教育課程の編成と実施」並びに「児童が生き生き伸び伸びと学ぶことのできる学校生活の展開」をめざし、二学期制を実施いたします。
 教育改革が進んでいく中で、子どもや保護者、地域の願いや実態に合った教育活動を進め、地域とともに歩む学校でありたいと考えています。

 春休みには、何人もの子がニワトリやインコ、学級のカメの世話をしに学校に来てくれました。本当は自分もやりたいと思っていたけど、どうしても都合がつかなかった子もいたことでしょう。生きものを大切にする心が伝わってきてとても嬉しく思いました。
 学校も子どもたちも新たな気持ちで第一歩を踏み出しました。   
子どもたちの一日一日が充実したものであるよう努力していきます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。