梅の管理

2.[植替え]

3.[徒長枝切り]

梅盆栽の育て方

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「紅梅」

コメント:割と花付の良い
     紅梅で毎年楽しま
     せてくれます。

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と昔からいいますが、その言葉の通り梅は切ることにより枝数が増え多くの花を咲かせますので剪定は欠かせません。梅の剪定は花後に行います。梅の特徴として強く切った枝には強い枝が伸びてきますし弱く切った枝には弱い枝が伸びます。この特徴を活かして全体を整えるのがポイントです。まずは樹形全体のバランスを乱す太枝を切りバランスを整えます。次に車枝や平行枝や逆枝等の忌枝を切ります。次に梅の花が終わった頃から新芽が膨らんできますので新芽を枝元から2芽残してその上を切ります。枝元の芽は枝先と比べて小さいので見逃さないようにして下さい。こうして枝全体を2芽残しにし整えます。
1.[剪定]
新葉も順調に育ち6月になると勢いの良い徒長枝が目に付きます。徒長枝は勢いよく長く伸びても花芽は付きませんからそのままにしておくと花数が望めません。そこで6月のこの時期に徒長枝を切り詰めます。切り詰め方は通常枝元から2葉残してその上を切ります。良い位置の枝で伸ばしたいような場合は残す葉の数を多めにします。こしておくと残した葉から新しい芽が出て枝数が増え、運がよければ花芽も付きます。注意することは梅の花芽は8月に付きますのでそれまでに切った後の新しい枝を充実させる必要があります。そのためには徒長枝を切り詰める時期を6月上旬にすることです。
紅梅の様子
梅盆栽は一鉢盗難にあいました。

梅は日本古来の花で昔から多くの人に親しまれてきました。幹は堅く剪定によって複雑な樹形に変化します。また梅の実は梅酒や梅干で親しまれています。花良し実良し樹形良しが梅が昔から多くの人に親しまれてきたところでしょうか。

「白梅」
銘:月影
コメント:やや遅咲きの白梅です。ちょっと小ぶりな花ですが花の中心部分がちょっと緑がかって綺麗な花です。

「白梅」
銘:冬至梅
コメント:早く咲く梅で冬至梅の
     名前がついています。
     毎年お正月には花が
     楽しめます。

白梅(冬至梅)の様子
花後まずは剪定を行い([剪定]の項参照)、針金かけをする場合は行い、その後植替えを行います。梅の芽だしは早いので植替えも早い時期に行います(目安として3月上旬までには終えるようにして下さい)。鉢から抜いたら長く伸びた根を切り詰めます。(思い切って切り詰めて下さい。)用土は水はけが良く保水性の高いものにします。(赤玉中流5、桐生砂3、腐葉土2で良いです。)鉢底に赤玉中流を敷き、その上に準備した用土を薄く敷きます。次に根を詰めた梅の樹を用土によく擦り付けて馴染ませます。固定するため鉢底から針金を回し梅の樹をしっかりとめます。次に準備した用土を入れ割り箸等でよく突き根と用土をしっかり馴染ませます。最後に用土表面にコケを張ります。コケが無い場合は化粧砂を張ります。(赤玉小粒でも良い。)全て終わったら鉢底から流れ出る位たっぷりと水を与えます。

福ちゃん和ちゃん

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