ピラカンサの管理

2.[剪定]

3.[施肥]

ピラカンサ盆栽の育て方

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1.[植替え]
大変丈夫でポピュラーなピラカンサをご紹介します。ピラカンサは春に白い小さな花をたくさん咲かせ、やがて緑の小さな実がなります。秋になると赤く色づき晩秋の頃には見事な赤い実が一面になります。何といってもこの赤い実がピラカンサの魅力です。
可愛い実がなったピラカンサ

「赤い実がなったピラカンサの様子」
高さ:60cm
樹幅:45cm
コメント:写真が上手く撮れなかったですが赤い実がなっています

植替えは少し暖かくなった3月のお彼岸頃が適期です。出来たら毎年植え替えてやりたいですが、1年〜2年に1回を目安にします。用土は特に難しいことはなく、赤玉中粒をごろ土代わりに鉢底に敷き、赤玉小粒6、腐葉土4の割合に混合したものを使います。長く伸びた根を切り詰め鉢に植え用土を入れます。用土を入れたら割り箸で用土を突き根と用土を馴染ませます。終わったら鉢底から水が流れ出す位たっぷりと水やりします。
ピラカンサは春花が終わった後どんどんと枝を伸ばし徒長枝になります。特に夏場は成長が早くどんどん徒長します。そのままにしておくとひょろひょろと枝が長く伸びた樹になってしまいます。秋10月になったら実を落とさないように気を付けながら剪定をします。剪定は徒長した枝を思い切って切り詰め全体の樹形を整えます。注意することは、ピラカンサは上へ上へ、枝先へ枝先へ伸びようとしますので思い切って切り詰めることです。特に樹冠部分は成長を抑えるつもりで切り詰めます。こうしておかないと、やがて下枝がやせ細って枯れてしまいます。また、成長が早く夏場にかなり徒長した場合は秋を待たずに徒長枝を剪定します。が、この場合は小さな実を落とさないように十分注意して下さい。
ピラカンサは割と肥料を欲しがるので、油粕+骨粉(固形)などの有機肥料を多めに与えます。目安として、春3月の植替え後1回、5月の連休頃の1回、7月の梅雨明け頃に1回、9月のお彼岸頃に1回、11月上旬に1回与えます。与える量は5号鉢で固形肥料中粒5個位です。

4.[水やり]

ピラカンサはよく水を吸い用土が乾きますので、用土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。水がきれてしまうとせっかくの実が落ちてしまいますので注意して下さい。水やりの目安として春・秋は1日1回、夏場は朝夕2回、冬は2〜3日に1回ですが、あくまでも用土の表面が乾いていることを確かめてから水やりして下さい。

「春お花いっぱいの様子」
コメント:盆樹全体が写せなかったのですがピラカンサの花がいっぱいです。(5月1日)

春にたくさんの白い花が咲くピラカンサ
赤い実をたくさんつけたピラカンサ

「赤い実をたくさんつけた秋のピラカンサ」
春に白い小さな花をたくさん咲かせ秋11月になると赤い実をたくさん付けます。ピラカンサは春の花と秋の赤い実が楽しめる手軽な盆栽です。

福ちゃん和ちゃん

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