もみじの育て方
春先に芽摘みをした後、新芽が展開し新葉が茂ってくる4月下旬〜5月上旬になると、2枝・2枝に芽摘みした枝先に再び3芽伸びてきます。そこで5月の連休頃に真ん中の勢いの良い枝を剪定ばさみで切り再び2枝2枝にします。芽切りを行わずそのままにしておくと枝先がごつく見苦しくなりますので、これも芽摘み同様丁寧に行って下さい。

2.[芽切り]

3.[葉刈り]

4.[植替え]

もみじ盆栽の育て方

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もみじは何と言っても秋の紅葉が見事です。そして繊細な枝先と葉も魅力のひとつではないでしょうか。皆さんも魅力的なもみじ盆栽にチャレンジしてみませんか
晩秋のもみじ盆栽
夏の盛りのもみじの様子

「晩秋のもみじの様子」
銘:清姫
コメント:紅葉の盛りを
   少々過ぎてしまい
   ました

「冬のもみじの様子」
銘:清姫
コメント:葉も落ち精細な
     細枝があらわれ
     ました

「夏のもみじの様子」
銘:清姫
コメント:夏の盛りで葉が青々と
     茂っています

もみじは3月中旬になると一斉に新芽を展開します。盆栽でのもみじの新芽は2枝2枝に展開するのが基本ですが通常3芽伸びてきます。そこで、この新芽が伸びる前に真ん中の勢いの良い芽を指先でかき取り2芽残します。これはもみじの樹形を美しく保つ大切な作業なので、全ての新芽を根気良く芽摘みして下さい。
1.[芽摘み]
6月下旬になると新葉がすっかり落ち着きます。この時期に葉刈りをおこないます。葉刈りは細かい枝を増やす意味と暑い夏の間に風通しを良くし涼しく過ごさせる意味があります。葉刈りの方法は、まず上部の勢いの良い部分は葉の元から剪定はさみで切ります下枝の勢いの弱い部分はそのまま残します。このように葉刈りをすると上述の意味だけでなく、夏の間に再び新芽が展開し秋には美しい紅葉が見られるようになります。

もみじの植替えは通常3月上旬の芽出し前に行います。(3月下旬になると新芽が展開しだしますので遅くても中旬までには終えるようにしましょう)用土はあまり気にすることもなく、赤玉中粒:6、桐生砂:3、腐葉土:1で良いです。植替えの方法は、まず長く伸びた根を切り詰めます。次に鉢底に大粒の赤玉を敷き、用土を薄く入れます。盆樹を用土に良くこすりつけ馴染ませます。次に大切な盆樹が倒れないように鉢と盆樹を針金で結びます。そして用土を入れたら割り箸で良く突き根と用土を馴染ませます。最後に用土の表面に苔を張ったり、化粧砂を敷いたりするとお洒落です。全て終わったら鉢底から流れ出る位たっぷりと水を与えます。

もみじ盆栽の冬の様子
もみじの春の芽出し

「もみじの春の芽出し」
銘:清姫
コメント:春3月になると
     もみじの新芽が
     一斉に吹き出し
     ます。

福ちゃん和ちゃん

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