福ちゃん和ちゃんファミリーの掲示板やゲストブックに皆さんからお寄せいただいた盆栽の質問に対する回答を用意しました。ご参考にして下さい。
Q01:昨年さつきをいただいて今年植替えをしたいのですが、さつきの用土は鹿沼土
だけで良いのでしょうか?
A:さつきの用土には鹿沼土が良くあいますので鹿沼土単用で十分です。鉢底には
粗めの鹿沼土を敷いて下さい。また夏の乾燥を避けるため土の表面には水ごけを敷くと
よいです。また、古木の場合は鹿沼土に赤玉土を3割ほど混ぜるとよいです。また、挿し木
したばかりの若い木には鹿沼土に山ごけを2割ほど混ぜても良い結果が出ます。
Q02:今年から五葉松を育てていますが秋になったら五葉松の葉が茶色くなったの
ですが何か病気でしょうか?
A:五葉松は秋になると自ら古い葉を落とす習性があります。これが五葉松の手間が
掛からない偉い所です。茶色くなった葉が昨年の葉であれば全然問題ありません。
茶色くなった古葉を手で落として下さい。但し今年展開した新葉が枯れたとなると問題です。
根詰まりしていないか、害虫の被害にあっていないか、枝が折れていないか等チェックして
適切な処置をして下さい。
Q03:百日紅の花後の管理はどのようにすればよいですか?
A:百日紅の花が終わったら花が咲いていた枝先を切り、お礼肥として有機肥料の
固形肥料を与えて下さい。(いつまでも花がらを付けておくとばい菌がつき病気になったり、
種が実り盆樹が弱ったりします)その後、全ての葉が落葉したら剪定を行います。
百日紅の剪定は全体のバランスを考えながら太枝を残し細い枝切り落とします。同じ場所
で毎年切るとこぶ状になるので注意して下さい。
Q04:黒松は肥料を好むと聞きますが冬の肥料は必要ですか?
A:黒松はとても肥料を好みます。黒松を立派な盆栽に育てるには1年を通じて肥料を絶やさず
与えます。従って冬の間も勿論与え続けます。但し、冬の間は(12月〜2月)秋の半分程
の量を与えます。3月になったら再び多めに与えます。肥料は有機肥料の固形肥料が
よいです。(発酵済油粕+骨粉など)
Q05: 盆栽は冬の時期に植替えをしても大丈夫ですか?
A:寒い時期(12月〜2月)の植替えは根を痛めるのでお勧め出来ません。出来るのならば
3月まで待ってほしいです。事情によりどうしても植替えが必要な場合は12月1月は避け
2月の暖かい日を待って行い通常より根の切り詰めを弱くして下さい。なかでもさつきのように
寒がりの樹は厳寒期の植替えは禁物です。3月まで待ってから植え替えて下さい。
A:植替えの適期からいうと春のお彼岸頃です。但し春植替えを行うとせっかくのつぼみを
痛めるので春の植替えは控えて花後に行います。今年の満開の花をあきらめるなら
春の植替えの方が良いです。がやはり見事な花を見たいという方は安全な花後に行って
下さい。
A:芽切りの時期は6月中旬〜7月上旬が適期です。あまり早過ぎると秋までに長く延びた
枝葉になってしまいますし、遅すぎると秋までに充実した枝葉になりません。6月中旬〜
7月上旬に行うようにして下さい。但し盆樹の個体差によって6月中旬〜7月上旬の
間の日程を決定して下さい。目安としては今年延びた新芽の葉がすっかり展開したら
OKです。(詳しくは黒松の芽切りを参考にして下さい)
Q08 : 黒松に針金を巻きたいのですが、どのような針金をいつ頃巻けばいいですか?
A:黒松の形を整えるために針金をかけるのだと思いますが、針金は銅線かアルミ線がよく、
アルミ線は一般の園芸店で売っていますからそれを使って下さい。アルミ線の太さも1号、
1.5号、2号、2.5号、3号・・・といろいろありますから針金を巻く枝の太さによって最適な
太さのアルミ線を選びます。巻く時期は春の植替えの時か秋の剪定後がよいです。
但し長い間巻きっぱなしにしておくと幹に食い込みますから春に巻いたら9月頃には一旦
はずし秋の剪定後に再び巻き直して下さい。
A:黒松の剪定は大別して春の剪定と秋の剪定があります。春の剪定は春のお彼岸頃、
植え替えを行うと同時に行います。春に剪定を行うとその後、春から秋まで成長の時期が
ありますので、かなり強い剪定を行っても回復します。従って春の剪定は樹形や幹筋や
役枝の改造を行います。勿論一般的な剪定も出来ます。一方秋の剪定は10月中旬
〜11月上旬の古葉刈りの時期に行います。秋の剪定は寒い冬が控えているので春の
剪定のような思い切った改造はできません。車枝や平行枝など忌枝の処理や枝先の
混んだ枝を整理する程度にとどめます。
Q10 : 黒松の枝が間延びしてしまったのですが、どうすれば引き締った枝になるので
しょうか?・・・三堀さんより
A:黒松は成育旺盛ですから新芽を放っておくと間延びした枝になってしまいます。それを
防ぐためには5月の連休頃の”みどり芽摘み”と6月下旬の”芽切り”が欠かせません。
(”みどり芽摘み”と”芽切り”の方法は「黒松の管理」のコーナーを参考にして下さい。)
さて、間延びしてしまった枝ですが間延びした枝の枝元に短い枝があったらそこで切り
短い枝に立替えるのが安全です。短い枝が出てなかったら6月下旬の芽切り時期に
間延びした枝の枝元で切り、新たな芽が出ることを期待します。今後は”みどり芽摘み”と
”芽切り”をわすれないようにして下さい。
Q11 : 昨年の秋にさつきに針金を巻いたのですが、いつ頃外せばいいですか?
A:さつき盆栽に限らずどの盆栽でも同じですが、針金は巻いたまま放っておくと針金が
幹や枝に食い込んで醜くなります。手間をおしまず針金を巻いたり外したりしましょう。
目安としては秋に巻いた針金は翌春3月に外します。(成長が始まる前)必要であれば
針金を巻き直します。また、春に巻いた針金は9月に外します。(秋の幹や枝が太る前)
春と同様に必要であれば11月に針金を巻き直します。
Q12 : 紅紫檀の花は咲くのですが実が全然成りません。・・・矢崎さんより
A:紅紫檀は中国原産のバラ科の植物で、殆どの場合花が咲いた後は小さな実がたくさん
成ります。矢崎さんのメールの内容では用土・水・肥料・日照とも特に問題はないようです。
あとは植替えを2年に1回行うことと、剪定する時に花が咲いた部分を切り落とさないよう
に注意する事と、6月〜8月の間はやや水やりの回数を増やし乾かし過ぎに注意。という
ところでしょうか。それから害虫に食べられないように注意。肥料は実を付けやすくする
ため”リン酸”の多いものを使用する。のもよいかと思います。今年こそ実が成る事を
お祈りしています。
Q13 : 磯山椒(天皇梅)についてなのですが昼間は屋外で夜は部屋に入れています。
しかし最近葉が黄色く落ちてきました。磯山椒は落葉樹ですか。また前に屋外
でも平気と聞いたんですが真冬に屋外でも平気でしょうか?(軒下) 当方
東京です。よろしくお願いします。・・Trickさんより
A:Trick様
天皇梅は南西諸島から台湾に生息する低木常緑樹です。従って残念ながら落葉樹では
ありません。葉が黄色くなってしまうのは問題は天皇梅の盆樹を屋外に出したり室内に
入れたり環境を変えるので天皇梅が疲れています。お住まいは東京なので冬でも霜が
当たらなければ屋外でも大丈夫です。霜が当たらない良く日の当たる軒下に置いて
下さい。
Q14 :
春5月頃ローソク緑芽摘みを行い、その1ヶ月後に新芽の芽切りを行うとされて
いますが、しかし一方では「黒松の短葉法」と称して伸びたローソクを新梢と称して、
その芽摘み時期の調整(6〜7月頃)によって後にでる新葉の長さ調整をすること
です。 双方の違いはローソクを摘み取る目的及び時期に違いがあり、前者に
短葉法の意味合いが伺われません。この違いをどのように理解したらよいので
しょうか。ご指導いただければ幸いです。・・・・・・臼井さんより
A: 臼井様
黒松のご質問いただきありがとうございます。臼井さんが言われる前者も後者も最終目的は
ただ一つ、秋に平均化した美しい短葉の黒松を見る事です。前者の方法について説明
します。まずは5月の連休頃に長く伸びたローソク芽のみどり芽摘みを行います。みどり
芽摘みの目的は6月下旬〜7月上旬に新芽が展開した時に新芽の長さや強弱を
平均化する事です。この時に注意する事は通常の芽の長さとローソク芽を芽摘みして
残した芽の長さを揃える事です。こうする事によって6月下旬〜7月上旬に展開した
新芽の長さや強弱が平均化します。そしてすっかり展開しきった6月下旬〜7月上旬に
新芽(新梢)の元から芽切りします。既にみどり芽摘みの効果で展開した新芽(新梢)
が平均化しているので芽切りは一度芽切りで十分です。ただし黒松によって個体差が
ありますので、いつ頃に芽切りするかは黒松の新芽の展開・定着具合を見ながら
判断して下さい。芽切りの時期があまり遅過ぎると2番芽の展開が仕切らない内に
成長が止まってしまうので注意して下さい。この方法で秋には平均化した美しい短葉の
黒松が鑑賞できます。ちなみに私はこの方法を使用しています。臼井さんもこの方法を
試してみて下さい。きっと納得いくと思います。
Q15 : はじめまして。
2回目の花が終わり、剪定し、新しい枝が出てきたのですが、大風があり、
新しい枝は全て折れてしまいました。5月になっても新芽が出る様子はありません。
この後梅盆栽はどうなってしまうのでしょうか?なにか手立てはありますか?
・・・・・・・・キャベブさんより
A :キャベブ様
それは大変残念なことでしたね。
梅の新しい枝は出初めの頃とてもやわらかいので、強い風が吹くと折れてしまい
ます。残念ながら一度折れた枝は元には戻りませんが、じ〜っと待って下さい。植物の
生命力はすごいもので、私の経験ではやがて新芽が吹き出してきます。但し枝ぶりは悪い
ですがこの際、贅沢は言わないでまずは大切な梅盆栽を助けることに専念して下さい。
>この後梅盆栽はどうなってしまうのでしょうか?なにか手立てはありますか?
残念ながら特に手立てはありません。梅盆栽の生命力を信じて、再び新芽が吹き出す
のを、じ〜っと待って下さい。幸運をお祈りします。
Q16: はじめまして。盆栽初心者です。
高さ90cm/幅50cmぐらいのつつじがあるのですが、幹の色が緑色なのです。苔むして
いるのかとも思われるのですが、歯ブラシなどでこすると、木の色が出てきます。
しかし木の皮を剥いでいるのではないか?とも思われます。購入は私がしたのでは
ないので、はじめの状態がわからないのです。地道にこすり落とした方がいいのか?
この状態が本来なのか?わかりません。去年べと病というのになり葉が茶色になって
枯れてしまったところがあります。現在は花が少しずつ咲き始めています。屋上に
おいています。 ・・・・・・・・・ひまわりさんより
A :ひまわり様
東京ではつつじの花はほぼ終わって、今から少しずつ咲き始めているのはさつきだと
思います。樹高90cmということで、かなりの樹齢のさつきとお見受けします。緑の幹色の
さつきは見た事がありませんので、多分苔むしているのだと思います。(写真があれば
ハッキリするのですが)昨年病気になってしまった事を踏まえ、今年は花が終わったら
花後の剪定を行い、その時に幹を歯ブラシできれいに磨いて下さい。(木の皮が剥げる程
ゴシゴシ強く磨く必要はありません。)次に植替えを行います。全て終わったら最後に薬剤
散布して下さい。薬剤は石灰硫黄合剤がいいです。(石灰硫黄合剤は匂いがきつい
ですが、害虫と病気の両方に効きますのでお薦めです)かなり立派なさつきだと思います
ので大切に育てて下さい。何かありましたら、またお寄り下さい。
Q17: 初めまして、昨年から黒松を始めた者ですが
秋に入手した黒松が4月頃から赤くなり始めました。秋に入手したとき葉が切りそろえ
てあった(展示会用にと思います)箇所がほとんどと言って良いくらい赤くなって来て
います。切り口から病気でも入ったのでしょうか?
@入手したときは刈った(切った?)葉先が少し茶色になっていた程度で春先から
変色部分が拡大していったような感じです
A刈ってある葉がついているところ全て赤くなってきています今では全体が赤くなって
きています
Bもう一つの黒松は新芽が2〜3cm程度になっていますが対象の黒松は金平糖まで
もいかないごく小さな芽が所々に見うけられる程度です。
・・・・・・・・・・松をものにしたいさんより
A :松をものにしたい様
ご質問の状況から、この黒松は残念ながら何らかの理由で根腐れを起し枯れかけて
います。但し、唯一の救いは所々に小さな新芽が出ていることです。まだ助かる可能性が
あります。大至急次の処置を行って下さい。
@まずは赤くなった枝先や葉を全て落とします。(はさみを使わず手で行って下さい)
A次に黒松を鉢から抜き用土を全て落とし根をよく調べます。黒くなった根やちょっと
引っ張るとすぐに取れてしまう根は根腐れで死んだ根です。それらの根を全て外し
ます。(生きている根は白または黄土色で元気です)
B次に新しい用土で植え替えます。(ホームページ内の黒松の育て方を参考にして
下さい)
C最後に薬剤散布します。薬剤はちょっと匂いがきついですが石灰硫黄合剤が病気にも
害虫にも効きますので有効です。
全て終わったら半日陰の場所で20日間養生します。それから元の場所に戻します。根が
かなり少なくなっていると思いますので、水やりは用土がすっかり乾いてからたっぷりと
与えて下さい。大切な黒松盆栽が元気になると良いですね。幸運をお祈りします。
Q18: 初めまして。昨年、枯らしたので今年も大阪城の梅林で安い白梅を購入して
きました。花が済んで剪定もし、来春の花を期待してるのですが、葉の一部が内側に
まるまってくるのは何か病気でしょうか? ・・・・・・・・・・まえかわさんより
A :まえかわ様
一部の葉が内側へまるまってしまうのは、私の経験では、まるまった葉の内側に
綿毛に囲まれた害虫がいます。内側を広げて調べてみて下さい。もし害虫がいたら
捕獲し、葉を綺麗に洗って下さい。その後、梅盆栽全体を薬剤散布して下さい。もし
害虫が居ないようでしたら、いくつかの病気が考えられます。その場合はまるまった
葉を切りダイセンやベンレート或いは石灰硫黄合剤などで消毒して下さい。
来年も美しい梅の花を咲かせるために頑張って下さい。
Q19: 今年の1月から盆栽を始めた超初心者です。 旭山桜を買いまして、順調に花も
咲き楽しませてくれました。 3月半ば調子に乗りまして黒松の種を買ってきまして
5粒植えたところ、現在は5本とも約5センチほどに育ってきています。 ただ・・・
むやみに植えたためこれからどうしてよいものかわかりません。いろいろHPで
探したのですがどなたかアドバイスいただけないでしょうか? よろしくお願いします^^
・・・・・・・・あんちゃんさんより
A :あんちゃん様
黒松を実生で育てるのは自分の思い通りの樹形になり易いので楽しいものです。私も
黒松を何本か実生で育てました。ただ実生で育てる時には注意する事がありますので参考に
して下さい。
1年生・・・発芽して1年経ったら植替えをします。その時に直根を切ります。(盆栽は横に
伸びる根(将来の根張り)を大切にします)、植替え用土は川砂8、桐生砂2の砂状に
植えます。2年生・・・肥料をしっかり与え苗を充実させます。3年生・・・3年経ったら再び
植え替えます。その時に直根が出ていたら再び切ります。横根も長く伸びていたら
切り詰めます。用土は桐生砂5、川砂5で植えます。植える時に横根を大切に広げて
植え付けます。4年生・・・何本か育った枝を盆栽らしく針金でかっこつけます。
5年生・・・5年経つと大分盆栽らしくなってきます。5年生までは普通のダオン鉢で育てます
が、5年生になった植替え時に盆栽鉢に鉢あげします。5年生以降はホームページ内
「黒松の育て方」を参考にして下さい。それでは頑張って素敵な黒松に育てて下さい。
Q20: こんにちは、初めまして。宮城県在住の40歳です。
私も、見よう見まねで盆栽を育てているのですが、その中で、欅の鉢替えを行いたいの
ですが、胴回り60cmで高さ1mの古木です。失敗はしたくないので、方法を知りたいの
ですが?アドバイス頂ければうれしいです。お願いします。 ・・・・留畑さんより
A: 留畑様
この欅は20〜30年鉢植えで育っている事から、鉢植えの環境に慣れた欅ですので安心して
植え替えて下さい。まず、枯れるような事はありません。(山取りの欅などは鉢に植えた途端枯れる
場合があります)
ただ欅の植替え時期は、根が動き始める3月上旬か成長が落ち着く9月中旬です。なので、今は
植替え時期ではありませんから9月中旬まで待ってから植え替えて下さい。(今は新しい根が
伸びている時期ですから、無理して植え替えると盆樹が著しく弱ります。)
用土は赤玉中粒4割、黒土2割、桐生砂2割、腐葉土2割をよく混ぜて使って下さい。
植え替える時に古い鉢から抜いたら、根鉢全体の1/3程度に根を切り詰めます。この時に
根をよく観察して下さい。新しく元気のある根は白く輝いていますが、黒ずんだ根は腐っています。
このような根に蟻が着きますので、黒ずんだ根があったらその根の元から切って下さい。蟻は元から
たつのが一番です。根を1/3程度に切り詰める事によって、新しい根がまた張ってきます。
鉢底から長いアルミ線(盆栽用)を通しておきます。(後で欅の根を固定します)
かなりの大鉢ですから、新しい鉢の鉢底に5cmほど赤玉の大粒を敷きます。次に用土を鉢の
深さを考えながら入れ、その上に盆樹を置きます。盆樹は用土とよく馴染むように横に擦ります。
そしたら、予め鉢底から通しておいたアルミ線で欅の根を抑えます。(欅が動かないようにしっかりと
固定します)
次にウォータースペースを残して用土を入れ、長い箸で用土を丁寧に突っついて根と用土を
馴染ませます。この作業は面倒ですが、大切な作業ですからしっかりとお願いします。
全て終わったら鉢底から流れ出るほどたっぷりと水をやります。9月中旬の植替えですから、
植え替えたら元の日向に出して構いません。ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、
大切な欅の植替えですから頑張ってお願いします。かなり素晴らしい欅のようですから、大切に
お育て下さい。何か困ったことがありましたら、またお便り下さい。
Q21: 突然で恐縮です、 槙の剪定はいつ頃がいいのか 教えていただきたい
のですがよろしくお願いいたします。
A: カネオ様
こんにちわ。槙は通常”イヌマキ"という樹木ですが、玉造りにした生垣などは
とても見事ですね。
ご質問の槙の剪定時期ですが、新芽の成長が一段落した6月中旬に一度剪定します。
すると枝葉が充実しますが、夏の間にまた伸びます。そこで秋9月〜10月に再び剪定します。
特に生垣にする場合は常に美しい樹形が鑑賞できるようにこの6月と9月〜10月の剪定を
毎年行って下さい。よろしくお願いします。何かありましたら、またお立寄り下さい。