ネットワーク
電話網、電力の送電網等、いろいろなところで使用されているが、コンピュータとコンピュータを結び付けて、データの交換を行える仕組みをコンピュータ ネットワークという。コンピュータが略されてネットワークという場合が多い。
社内、家庭内、学校内など、限定された範囲でのコンピュータ ネットワークをLAN(Local Area Network)といい、より広範な範囲をカバーしているものをWAN(Wide Area Network)といいます。世界規模のコンピュータ ネットワークになったものが、インターネットです。

インターネット
世界的規模でLANとWANが接続され、TCP/IP プロトコルを使用して互いに通信し、データやメッセージのやり取りすることができる仕組み。世界的規模でコンピュータ、WANやLANのネットワーク、およびゲートウェイが連結されている。中心には、企業、政府、学校、その他の主要なホスト コンピュータの高速のデータ処理、それらの間の高速データ通信回線があり、末端には無数の一般ユーザーが繋がっている。
世界的規模なので、TCP/IP プロトコルという通信規約を使用し、url という個々のネットワークやコンピュータを識別する方法が採られている。
現在インターネットでは、電子メール、World Wide Web、FTP、Usenet ニュースグループ、Gopher、IRC、telnet などの一連のサービスが提供されています。

イントラネット
インターネット技術を応用して、社内や組織内で情報を処理するために設計されたネットワーク。イントラネットの利用法には、ドキュメントやソフトウェアの配布、データベースへのアクセス、およびトレーニングなどのサービスが挙げられます。イントラネットでは、WEB ページ、Web ブラウザ、FTP サイト、電子メール、ニュースグループ、メーリング リストなどのインターネット関連のアプリケーションが採用され、組織内でのみアクセス可能です。

IPアドレス
インターネットで個々のネットワークやコンピュータを識別する番号。IPアドレスは "xxx.xxx.xxx.xxx"という形で表現されます。xxxの部分は0から255のどれかひとつの値をとります。
127.0.0.0は自分自身を表すIPアドレスです。
10.0.0.0から10.255.255.255 はクラスAのプライベートアドレス、
172.16.0.0から172.16.255.255 はクラスBのプライベートアドレス、
192.168.0.0から192.168.255.255 はクラスCのプライベートアドレス
なので、IPアドレスを個人で持ちたいというときは、上記以外のIPアドレスが割り当てられることになります。もし、何台かのコンピュータが接続されているネットワークに対して、IPアドレスを取得する場合、必要なIPアドレス数に応じたクラスを指定し、 xxx の数値だけを取得し、残りの nnn は自分で割り当てることが出来ます。
"xxx.nnn.nnn.nnn"(クラスAの場合)、
"xxx.xxx.nnn.nnn"(クラスB の場合)、
"xxx.xxx.xxx.nnn"(クラスC の場合)
クラスC の場合では、256のIPアドレス数を取得、0と255を除いて254のコンピュータへの割り当てが可能です。

ドメイン名
数字でできたIPアドレスを、人間に分かり易く文字列を使って、 server.organization.type のような形式で表現した、ネットワークの場所を示すアドレス。郵便番号に対する実際の住所の関係と同じです。たとえば、www.nhk.or.jp は、NHKの Web サーバーを表します。ネットワークの場所は、2 つ以上の部分から構成され、各部分はピリオドで区切られます。ホスト名またはインターネット アドレスとも呼ばれます。
インターネット上にあるDNS(Domain Name Server)は、ドメイン名とIPアドレスの関係を保持し、ドメイン名をIPアドレスに変換するサービスを行ってくれます。DNSは小は自分のPCのWindowフォールダにある「hosts.sam」という自分用のものから、ネットワークに属するIPアドレスとドメイン名を受け持つDNSもあり、名前の解決がつくまで、より上位のDNSに助けを求める仕掛けになっています。

URL
Uniform Resource Locator の略。Web サイトまたはリソースにアクセスするためのプロトコルとインターネット アドレス(つまり、ドメイン名)を結合させて示します。 "http://www.nhk.or.jp"のようになります。
最もよく使われるプロトコルは "http://" で、WEB ページにアクセスするために必要です。ほかに、gopher ディレクトリのアドレスを供給する "gopher://" や FTP サーバーのネットワーク上の場所を供給する "ftp://" などのプロトコルがあります。
I.S.P.(インターネット サービス プロバイダ)
個人、企業、およびその他の組織にインターネット接続サービスを提供するビジネス。多くの地域へのアクセスを提供する全国規模や世界規模の ISP もあれば、特定の都市や地域に限られた ISPもあります。
ホームページ公開のための場所貸もサービスのひとつです。

HTML
Hypertext Markup Language の略。World Wide Web のドキュメントで使用される、共通標準言語。HTML の標準化と開発は World Wide Web Consortium によって進められています。Microsoft Internet Explorer や Netscape Navigator は HTMLで書かれたファイルを読み取り、実行するプログラムです。
HTML言語はタグを使用し、<>で囲まれたタグの指示に従って、テキストやグラフィックスなどのページ要素が Webブラウザに表示方法されます。また、キーを押したりマウスをクリックしたりしてハイパーリンクを選択するといった、ユーザーの操作への対応の仕方を Web ブラウザに示します。

IIS(インターネット インフォメーション サービス)
Microsoft が提供する Web サーバー ソフトウェアの商標。Hypertext Transfer Protocol を使って World Wide Web ドキュメントを送付します。IIS には、セキュリティのためのさまざまな機能が組み込まれており、CGI プログラムや FTP サーバーをサポートしています。
World Wide Web
世界中の WEBサーバー(HTTP サーバー)にある、互いにリンクしたハイパーテキスト ドキュメント全体。ハイパーテキスト ドキュメントは、ページまたは WEB ページとも呼ばれ、HTML (Hypertext Markup Language) で記述されています。WEB ページからは、他のWEB ページに移動できるようにハイパーリンクが張られ、世界的な蜘蛛の巣のような連鎖が出来上がっている。
その礎はWorld Wide Web は 1990 年、ヨーロッパ素粒子物理学研究所 (CERN) の Tim Berners-Lee によって開発されました。

WEBサイト
World Wide Web 上で、HTTP プロトコルによるクライアントからの要求に応えるよう、Web サーバー ソフトウェアが稼動するコンピュータのことをWEBサーバーという。サーバーは、ホストとも呼ばれます。WEBサーバーは、通常、インターネット アドレスをもち、入り口となるWEB ページ(ホーム ページ)とその下に展開されるWEB ページを収容しています。WEBサイトはWEBサーバーとそこに収容されているページの集合体を指すが、WEBサーバーのなかにはいくつかのページの集合体を収容している時もあり、その場合、内容的にひとかたまりのページの集合体を指すこともある。

ホーム ページ
World Wide Web 上で、WEB ページや Web サイト内の他のファイルへアクセスする際の入口となるページ。ホーム ページは、ユーザーが Web ブラウザを使用してサイトを訪れたときに、既定で表示されるページです。ホーム ページの名前は、Web サイトを運営する Web サーバーの種類によって異なります。ホーム ページ名を Index.htm とする Web サーバーもあれば、Default.htm とする Web サーバーもあります。

WEB ページ
WEB ページは、下記のように、
http://www.nhk.or.jp/toppage/program index/sports.html
URL (Uniform Resource Locators)とパス名/ファイル名の指定により識別され、HTTP (Hypertext Transfer Protocol) を介して、エンド ユーザーへ転送されます。
HTML (Hypertext Markup Language) で記述されたファイルをWEB ページいうが、WEBブラウザ上では一画面に相当する。Web サイトの入口となるページをホーム ページというが、それを含んでWEB ページと定義する時とホーム ページ以外のページをWEB ページという時もある。
WEB ページには、さまざまなフォントやスタイルが設定されたテキスト、画像、グラフィックス、ムービー クリップ、サウンドなどを挿入できます。ユーザーがハイパーリンクをクリックしたときに実行される、小さな埋め込みソフトウェア プログラムも挿入できます。また、ユーザーは WEB ページのリンクを使用して、ファイルをダウンロードしたり、電子メールで他のユーザーへメッセージを送ることもできます。

エディタ
HTMLファイルを作成するための道具。
HTMLファイルは、メモ帳で作成されるテキストファイルの拡張子txtをhtmに変えただけで作成でき、記録形式としては、文字列だけの単純なものです。
メモ帳はエディタの中で最もシンプルなものだけど、HTMLを記述することを目的としてはいない。HTMLを記述することを目的として、いろいろ便利な機能を搭載したHTMLエディタが存在します。また、HTMLを知らなくても、メニューバーやツールバーを使って視覚的にホーム ページが作成できるようにしたWEB ページ エディタもあります。両方のエディタ機能が備わっていることもあります。
MSのFrontPageでは、ページ ビューの標準タブは WEB ページ エディタで、ページ ビューの HTML タブは、HTML エディタです。IBMのホームページビルダーではページ 編集タブは、WEB ページ エディタです。HTMLソース タブは、HTMLエディタです。