WEBブラウザの役割
マイクロソフト社のインターネット エクスプローラ、ネットスケープ社のネットスケープ ナビゲーターなどがWEBブラウザにあたる。
WEBブラウザのもつ機能は
---WEBサイトに対して、送信要求を出すこと
---WEBサイトから受信したhtmファイルを解釈して、画面に表示すること
---htmファイルの指示で、入力されたデータを返信すること
---ユーザーの便宜のための付加機能を提供すること
に集約されます。
文字列、画像を表示する以外にも、電子メールを送受信したり、ニュースグループの情報を読んだり、htmファイルに埋め込まれたサウンド、またはビデオ ファイルを再生することができます。
通常は、WEBサイトの住所氏名に相当する url という文字列が指示されて、送信要求となる。WEBサイトの識別の正式名である数値から出来ているIPアドレスを直接入力することもできる。
 
WEBサイトの役割
WEBサイトのサーバーにはhtmで記述されたホームページとその他のページのhtmファイルが保管されている。ページに表示される画像ファイルも同じフォールダに保管されている。
ホームページは通常、INDEX.htmというファイル名が付けられている。サーバーが送信要求を受けとった時、ファイル名の指定がなければ、INDEX.htm(つまり、ホームページ)が送リ出されるような仕組みになっている。
 
WEBサイトの識別にはIPアドレスという数字だけで出来ている番号があって、実は、それが本名なのだけれど、人間には覚えずらいので、url が使われるのです。例えば、
   http://www.nhk.or.jp/
は NHKのWEBサイトの url です。
http://www.nhk.or.jp/ とだけ指示されれば、NHKのWEBサイトのINDEX.htm(つまり、NHK全体のホームページ)が送信されることになる。
NHKのWEBサイトに「hensei」という番組表のフォールダがあって、次のように指示されれば、
   http://www.nhk.or.jp/hensei/
NHKのWEBサイトのhenseiフォールダ-のINDEX.htm(つまり、NHK/番組表のホームページ)が送信されることになる。
NHK全体のホームページからスポーツのぺージへのリンクで
   http://www.nhk.or.jp/toppage/program index/sports.html
という構造のなかにあるsports.htmlというhtmファイルが送られるのです。
NHKのWEBサイトの管理者以外、NHKのWEBサイトの構造を知る由もありませんから、
  http://www3.nhk.or.jp/toppage/program_index/sports.html
と、直接アクセスする人は通常ありません。この「ページをお気に入り」に保存して、呼びだせばべつですが・・・
ホームページから、その他のページへは分かりやすい見出しとリンクを駆使してナビゲートしてやるしかないということになります。
 
I.S.Pの役割
一般の人は、一般電話回線、電話回線の広域帯利用のADSL、CATV、光ファイバー等を通じて、インターネット サービス プロバイダー(I.S.P)に接続することで、世界規模のネットワークであるWWW(ワールド ワイド ウェッブ)に参加することになる。接続・中継のサービスを提供するところといえる。
メールの送信、メールの受信、そしてホームページ公開用のWEBサーバー等を設けており、WEBサイトでもある。